こんにちは。ツーホイールズライフ、運営者の「S」です。
スズキのミドルクラスにおける大本命、GSX 8TTの国内販売を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
最近のバイク市場ではネオレトロなスタイルが非常に人気ですが、スズキが歴史的名車の名前を冠したモデルを出すとなれば、その価格やスペック、そして具体的な発売日がいつになるのか、気になって仕方がないですよね。
ベースモデルであるGSX 8Sとの違いや、実際の足つき、実用性といった購入前に解消しておきたい疑問や不安もあるはずです。
この記事では、GSX 8TTの国内販売に関する情報を網羅的に整理し、ライダーの皆さんが納得して一台を選べるよう、私なりの視点で詳しく深掘りしていきます。

記事のポイント
- GSX 8TTとGSX 8Tの価格設定やスペックの具体的な差異
- リチウムイオンバッテリー採用による驚異的な軽量化の恩恵
- 伝説的名車T500をモチーフにしたデザインの深いこだわり
- ツーリング性能を左右するタンク容量や足つきのリアルな評価
GSX 8TTの国内販売がついに決定!発売日と価格
ようやくこの時が来ました。スズキから公式に発表された情報によると、GSX 8TTの国内販売が正式に始動します。まずは多くのライダーが最も注目しているであろう、発売スケジュールと、購入の決め手となる価格設定についてじっくりと見ていきましょう。
- 2026年1月30日発売!メーカー希望小売価格の分析
- 名車T500を現代に蘇らせたデザインの魅力を解説
- GSX 8TT専用のビキニカウルと外装装備のこだわり
- 軽量なリチウムイオンバッテリーを標準装備
- トルクフルな775cc並列2気筒エンジンの走行性能
- S.I.R.S.が支える高度な電子制御とクイックシフト
2026年1月30日発売!メーカー希望小売価格の分析

スズキが公式に発表した内容に基づくと、GSX 8TTの発売日は2026年1月30日(金)となっています。年明け早々のデビューということで、春の本格的なライディングシーズンを新しい相棒と迎えるには絶好のタイミングですね。さて、気になるお値段ですが、メーカー希望小売価格は1,386,000円(税込)に設定されました。
この価格をどう評価するかですが、ベースとなっているストリートファイター「GSX-8S(1,122,000円)」やスポーツモデル「GSX-8R(1,199,000円)」と比較すると、確かに一段高い価格設定になっています。しかし、単に見た目を変えただけの派生モデルではないというのが私の見解です。GSX 8TTには、後述する高性能なリチウムイオンバッテリーや、専用設計のビキニカウル、アンダーカウル、そしてバーエンドミラーといった豪華な装備が最初から盛り込まれています。これらを後からカスタムパーツとして揃える手間とコストを考えれば、むしろこのパッケージングでの価格設定は、スズキらしい「攻めた」戦略と言えるかもしれません。
販売目標と市場の熱量
スズキはGSX 8TTの年間目標販売台数を国内で480台としています。兄弟モデルのGSX 8T(カウルレス仕様)が360台であることを考えると、より高価なTT仕様に高い期待を寄せていることが分かります。実際、予約段階ですでに多くの受注が入っているという噂もあり、この「ミドルクラス×ネオレトロ」というカテゴリーへの関心の高さが伺えます。私自身、このスペックと装備の充実度を見れば、目標台数は余裕でクリアしてしまうのではないかなと感じています。
GSX-8TT 国内販売価格・スケジュールのまとめ
- 発売日:2026年1月30日
- メーカー希望小売価格:1,386,000円(税込)
- 年間販売目標:480台
名車T500を現代に蘇らせたデザインの魅力を解説
GSX 8TTを語る上で絶対に外せないのが、そのルーツとなっている名車「T500(海外名:タイタン)」の存在です。1968年に登場したT500は、当時としては珍しい大排気量の2ストローク並列2気筒エンジンを搭載し、圧倒的な耐久性と速さを誇った伝説的なモデルです。今回のGSX 8TTは、そのスピリットを現代の技術で再定義するという、非常にエモーショナルなプロジェクトから誕生しました。
デザインを手がけたのはスズキのイタリア拠点です。欧州の洗練された感性が加わることで、単なる「古いバイクの再現」に終わらない、現代の街並みに溶け込む「Timeless, Revival(時代を超越した復活)」を体現しています。燃料タンクの形状は、T500の後期型に見られたボクシーな肩のラインをオマージュ。エッジを効かせつつも全体としてボリューム感のある造形は、ライダーが跨った際に独特の「操っている感」を演出してくれます。

ディテールに宿るこだわり
シュラウド部分に配された立体エンブレムも注目です。ビリヤードの「8ボール」をイメージしたというこのエンブレムは、ミドルクラス市場という激戦区における「スズキの勝負球」であることを象徴しているそうで、開発陣の並々ならぬ気合が伝わってきますね。また、カラーリングについても、往年のスズキファンならニヤリとしてしまうような絶妙な色使いが展開されており、所有欲をこれでもかと刺激してくれます。
こうした歴史的背景を知ると、ただの移動手段としてのバイクではなく、一つの作品としての深みを感じてしまいます。私のような歴史好きのライダーにとっては、スペック以上に語れる部分があるというのは非常に大きな魅力です。最新のプラットフォームに、歴史の重みを乗せる。このバランス感覚こそがGSX 8TTの真髄ではないでしょうか。
GSX 8TT専用のビキニカウルと外装装備のこだわり

GSX 8TTを象徴する最大の外観的特徴は、やはり専用のビキニカウルです。このカウルが装着されるだけで、ストリートファイター的な8Sとは全く異なる「カフェレーサー」や「スポーツツアラー」としての表情を見せてくれます。デザイン的には1970年代から80年代の雰囲気を纏っていますが、その機能性は最新の空力解析に基づいています。
ヘッドライトには最新の丸形LEDユニットを採用。一見するとシンプルな正円レンズですが、内部のリム構造を工夫することで、T500時代の「馬蹄型」ライトを彷彿とさせる光り方を演出しています。こうした細かい遊び心が、全体の質感を大きく底上げしているんですよね。また、カウル下部からリヤへと流れるようなアンダーカウルの造形も秀逸で、車体全体の重心が低く、どっしりと構えた印象を与えてくれます。
空力と実用性の両立
「見た目だけのカウルでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は高速走行時の風圧軽減にも大きく貢献しています。スクリーンの端部には玉縁処理が施されていたり、カウル内に走行風を整流するためのスリットが設けられていたりと、かなり本格的な作り込みがなされています。ロングツーリングをメインに考えている人にとって、このカウルの有無は疲労度に直結する重要なポイントになるはずです。
さらに、標準装備のタック&ロールシートも全体の雰囲気を引き締めるのに一役買っています。クラシックなステッチが入ったこのシートは、デザイン性だけでなく、適度なホールド感も兼ね備えており、ワインディングを楽しむ際にもしっかりとした入力が可能です。このように、GSX 8TTの外装装備は「スタイルと機能の完璧な融合」を目指して作り込まれているのです。私なら、このカウル越しに見る景色のために、遠くまで走りたくなってしまいますね。
軽量なリチウムイオンバッテリーを標準装備
メカニズム的な面で、私が最も度肝を抜かれたのが、リチウムイオンバッテリーの標準採用です。GSX 8TTには、高性能なエリーパワー(ELIIY Power)製のリチウムイオンバッテリーが搭載されています。スズキのラインナップでも「ハヤブサ」のようなフラッグシップにしか使われてこなかったこの装備を、ミドルクラスのネイキッド系に積んでくるとは、まさに異例の待遇と言えるでしょう。
このバッテリーの恩恵は計り知れません。まず圧倒的なのが「重量」です。従来の鉛バッテリーが約3,000gもあったのに対し、このリチウムイオンバッテリーはわずか890g。なんと約2.1kgもの軽量化を達成しています。2kgと言えば、マフラーをカーボン製に変えた時と同じくらいのインパクトがあります。特にバッテリーは車体の上部に位置することが多いため、この軽量化は取り回しの軽快さや、倒し込みの鋭さに直結します。

メンテナンスフリーに近い信頼性
また、実用面でも非常に優れています。リチウムイオンバッテリーは自己放電が極めて少なく、満充電から半分まで減るのに約2年(740日)もかかるそうです。冬場にバイクに乗れない期間があっても、「いざ乗ろうと思ったらバッテリー上がり…」という悲劇を回避できる可能性がぐっと高まります。さらに充電効率も驚異的で、わずか5分程度の走行で容量の8割近くまで回復できるため、短距離の通勤・通学といったシチュエーションでもバッテリーを健やかに保つことができます。
初期費用こそ鉛バッテリーより高価ですが、期待寿命は約10年(鉛の約5倍)とされており、長期的な維持費で考えればむしろお得かもしれません。こうした最新テクノロジーをさりげなく、しかし効果的に投入してくるあたりに、スズキの「ユーザー第一」の姿勢が透けて見えますね。
リチウムイオンバッテリーの取扱注意点
高性能なリチウムイオンバッテリーですが、氷点下(マイナス10度以下など)の極低温下では反応が鈍くなることがあります。冬場の冷え込んだ朝にエンジンがかかりにくい場合は、一度ヘッドライトを点灯させてバッテリーを「暖機」してあげると、本来の性能を発揮しやすくなりますよ。豆知識として覚えておいてくださいね。
トルクフルな775cc並列2気筒エンジンの走行性能
GSX 8TTを走らせる上で最大の魅力となるのが、この新世代の775cc水冷並列2気筒DOHCエンジンです。スペックシートを見ると、最高出力は59kW(80PS)/ 8,500rpm、最大トルクは76N・m / 6,800rpm。最近の1,000cc超えのモンスターマシンを見慣れていると控えめに感じるかもしれませんが、実際に乗ってみると「これが最高にちょうどいい!」と思わせる絶妙なセッティングになっています。
最大の特徴は「270度クランク」の採用です。これにより、V型2気筒エンジンのような不等間隔爆発が生み出され、路面を蹴り出すような力強いトラクションと、心地よい鼓動感を楽しむことができます。さらに、スズキが量産二輪車で世界初採用した「スズキクロスバランサー」が秀逸です。クランク軸に対して90度に2つのバランサーを配置することで、不快な一次振動を劇的にキャンセル。これにより、エンジンのコンパクト化と軽量化を実現しつつ、高回転までスムーズに吹け上がる気持ちよさを両立しています。

全域で扱いやすい出力特性
低速域では2気筒らしい豊かなトルクがあり、信号待ちからの発進や、狭い路地でのUターンも非常にイージーです。一方で、アクセルを大きく開ければ、8,000回転を超えても頭打ち感なく伸びていく爽快感も持ち合わせています。この「どこからでも加速できる柔軟さ」は、街乗りからワインディング、高速ツーリングまで、あらゆる場面でライダーを助けてくれます。
また、吸気系には電子制御スロットルを採用しており、ライダーの右手とエンジンが直結しているかのようなリニアなレスポンスを実現。荒れた路面やウェットな状況でも、自分の意志通りにパワーを引き出せる安心感は、一度味わうと病みつきになります。私自身、このエンジンは「スペックの数値を超えた楽しさ」を提供してくれる、現代の名機の一つだと思っています。
S.I.R.S.が支える高度な電子制御とクイックシフト
GSX 8TTは、見た目のレトロさに反して、中身は最新の電子制御の塊です。それを象徴するのが、スズキ独自の統合制御システム「S.I.R.S.(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)」です。これにより、ライダーは複雑な操作に気を取られることなく、純粋にライディングの楽しさに集中することができます。

まず注目したいのが、3つのモードから選べる「スズキドライブモードセレクター(SDMS)」です。Aモードは最も鋭いレスポンス、Bモードは標準的で扱いやすい設定、Cモードは雨天時などの滑りやすい路面で穏やかなパワー供給を行います。その日の気分や天候に合わせてボタン一つでバイクの性格を変えられるのは、現代のバイクならではの贅沢ですね。これに加えて、3段階(+OFF)の設定が可能な「トラクションコントロールシステム(STCS)」が、予期せぬスリップからライダーを守ってくれます。
感動モノのクイックシフター
そして、私が最も推したいのが「双方向クイックシフトシステム」です。クラッチ操作なしでシフトアップ・ダウンが可能なこの機能は、一度使うと元には戻れません。特にワインディングでコーナー手前のブレーキングに集中しながらスパンとシフトダウンできる感覚は、まるで自分がプロライダーになったかのような錯覚を覚えるほど。もちろん、左手の負担が劇的に減るので、一日に何百キロも走るロングツーリングでもその恩恵を痛感することでしょう。
また、発進時のエンストを防ぐ「ローRPMアシスト」や、ワンプッシュでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」など、初心者にもベテランにも優しい機能が満載です。こうした高度な制御が、ライダーを「守る」だけでなく、「楽しさを増幅させる」ために使われている。GSX 8TTの電子制御には、そんなスズキの温かいこだわりが詰まっています。
GSX 8TTの国内販売で見逃せないスペックと特徴
ここからは、より実用的なスペックや使い勝手の部分にフォーカスしていきましょう。実際にこのバイクを所有し、毎日乗ることを想像した時に「ここが知りたかった!」というポイントを深掘りします。
- 航続距離を伸ばす16L燃料タンクと燃費の優位性
- 標準装備のバーエンドミラーによる高い後方視認性
- シート高と足つき性を他モデルや競合車と比較
- 自分だけの一台を作る豊富な純正アクセサリー
- 総括:GSX 8TTの国内販売が変えるミドルクラスの基準
航続距離を伸ばす16L燃料タンクと燃費の優位性
ツーリングを楽しむライダーにとって、燃料タンクの容量は死活問題です。ベースモデルのGSX-8Sのタンク容量が14Lだったのに対し、GSX 8TTは16Lへと2L増量されています。「たった2L?」と思うかもしれませんが、ツーリングにおけるこの差は非常に大きいです。

この2Lの増量によって、一回の満タンで走れる航続距離は単純計算で50km以上伸びることになります。ガソリンスタンドが少ない山奥や、深夜の高速道路を走る際、この「プラス50km」という心の余裕がどれほど心強いか。デザインを重視しながらも、ライダーの実利を削らなかったスズキの判断は賞賛に値します。また、タンクの形状もニーグリップがしやすく設計されており、車体との一体感をより高めてくれる構造になっています。
経済性も優秀な新世代エンジン
燃費性能についても、この775ccエンジンは非常に優秀です。WMTCモード値でリッター20km台中盤から後半をマークしており、16Lタンクとの組み合わせで、計算上の航続距離は350km〜400km近くに達します。これなら、一日のツーリングで給油回数を一回減らせるかもしれませんね。「格好いいけれど、実は経済的で実用的」。このギャップこそが、GSX 8TTを「長く付き合える一台」に昇華させている理由だと思います。
| モデル | タンク容量 | WMTCモード燃費(目安) | 理論上の航続距離 |
|---|---|---|---|
| GSX 8TT / 8T | 16 L | 約 23.4 km/L | 約 374 km |
| GSX 8S / 8R | 14 L | 約 23.4 km/L | 約 327 km |
標準装備のバーエンドミラーによる高い後方視認性
GSX 8TTの外観的なアイデンティティの一つが、スズキの市販車として初採用されたバーエンドミラーです。カスタムの世界では定番のアイテムですが、メーカーが純正で採用するとなると、そこには厳しい基準と徹底したテストが裏打ちされています。このミラー、単に格好いいだけではなく、実は「安全性」と「快適性」においても大きなメリットがあるんです。
通常のハンドル中央付近にマウントされるミラーだと、どうしても自分の肩や肘が写り込んでしまい、後方の死角が大きくなりがちです。しかし、バーエンドミラーは腕のさらに外側に位置するため、後方の視界が驚くほどクリアに開けます。高速道路での車線変更時など、一瞬の判断が求められる場面でこの「見やすさ」は大きな安心感に繋がります。
振動対策と車幅のバランス
また、前方の視界がすっきりするのもポイント。目の前に大きなミラーがないだけで、メーター周りや景色への集中度が全然違います。気になる振動についても、バーエンドに重量のあるウェイトを内蔵することで、エンジンの高回転域でも鏡面がブレにくい工夫が施されています。ただ一点、車幅が純正ミラーよりわずかに広くなるため、狭い駐輪スペースや、すり抜け(安全な範囲で)の際には少しだけ気を使う必要がありますが、そのデメリットを補って余りあるメリットがこのミラーにはあります。
私個人としては、このミラー越しに流れる景色を見ながら走る感覚が、最高にクラシックで好きですね。純正採用ということで、もちろん車検にも適合した設計になっています。安心して、この特別な視界を愉しんでください。
シート高と足つき性を他モデルや競合車と比較
大型バイクを購入する際に、最も不安な要素の一つが「足つき」ではないでしょうか。どんなに格好いいバイクでも、信号待ちでフラフラしてしまうようでは楽しさも半減してしまいます。GSX 8TTのシート高は810mm。これは現代のミドルクラスバイクとしては標準的な数値ですが、実際の足つき感は数値以上に良好です。
その秘密は「シートの絞り込み」にあります。エンジンの真上のタンク付近が非常にスリムに設計されているため、脚をまっすぐ下に下ろすことができます。身長170cmのライダーであれば両足の踵が軽く浮く程度、165cm前後の方でも、厚底のブーツを履けば片足でしっかりと支えられる安心感があります。さらに、車両重量が203kgと、このクラスのカウル付きモデルとしては軽量な部類に入るため、多少車体が傾いても支えきれる軽さがあります。
兄弟モデルとの比較
面白いのは、カウルレスの兄弟車「GSX 8T」との比較です。8Tはシート高が815mmと、TTよりも5mm高くなっています。これは8Tに採用されている「タック&ロールシート」のクッション性が高く、表皮の厚みがあるため。対して8TTは、よりスポーティーで足つきを重視したシート形状を採用しています。わずか5mmの差ですが、足つきに不安がある方にとっては、8TTの方が親しみやすく感じるかもしれません。
もし購入を迷っているなら、ぜひ一度ショップで跨ってみることを強くおすすめします。シートに座った瞬間の「しっくり感」は、カタログデータだけでは分かりませんからね。私自身、跨ってみて「あ、これなら普段使いでも怖くないな」と感じたのが第一印象でした。
自分だけの一台を作る豊富な純正アクセサリー
バイクは買って終わりではありません。自分好みに仕立て上げていく「カスタム」も大きな醍醐味ですよね。スズキはGSX 8TTの発売に合わせて、多彩な純正アクセサリーをラインナップしています。メーカー純正の良いところは、何と言っても「フィッティングの完璧さ」と「保証の安心感」です。
長距離ツーリングを計画しているなら、真っ先に検討したいのが「グリップヒーター」と「USBポート」でしょう。冬場のライディングや、スマホのナビ利用には欠かせない装備です。特にグリップヒーターは、操作性を損なわないスリムなタイプが用意されており、後付け感がないのも嬉しいポイント。また、積載性を高める「ソフトサイドケース」もおすすめです。専用のステーでがっちり固定でき、車体のラインを崩さないスタイリッシュなデザインになっています。
スタイリングを際立たせるパーツ
見た目をさらに尖らせたいなら、「シングルシートカウル」は見逃せません。装着することで、リヤ周りが一気にレーシーな雰囲気に変貌します。ただし、これをつけると一人乗り用になるため、車検証の乗車定員変更の手続きが必要になる点は注意が必要ですが、その苦労をしてでも手に入れたい格好良さがあります。また、アルミ削り出しの「ビレットレバー」など、ライダーの手に触れる部分をアップグレードするパーツも豊富。一つ一つパーツを足していくたびに、愛車への愛着が深まっていく。そんな楽しみ方も、このGSX 8TTなら存分に味わえます。
私なら、まずは実用的なグリップヒーターから始めて、少しずつシングルシートカウルなどで自分色のカフェレーサーに仕上げていきたいですね。皆さんは、どんな一台を目指しますか?
総括:GSX 8TTの国内販売が変えるミドルクラスの基準

さて、ここまでGSX 8TTの魅力を多角的に見てきましたが、最後にこの記事のまとめとして、このバイクが日本のバイク市場においてどのような立ち位置になるのかを考えてみたいと思います。今回のGSX 8TTの国内販売は、単なる新型車の投入以上のインパクトをミドルクラスに与えることになると私は確信しています。
これまでのネオレトロ市場は、カワサキのZ900RSのような「4気筒の王道」か、もう少し小排気量なシングル・ツインモデルに二極化していました。そこに、最新の2気筒プラットフォーム、驚異の軽量化を実現するリチウムイオンバッテリー、そして歴史的名車への深いリスペクトを込めたデザインを引っ提げて現れたのがGSX 8TTです。これは「扱いやすさ」「先進性」「物語性」をすべて高次元で融合させた、新しい時代の「ミドル・ネオレトロ」の完成形と言えるのではないでしょうか。
長く付き合える「最高の相棒」に
GSX 8TTは、ベテランライダーにとっては「最新技術を享受しながら、懐かしのデザインを楽しめる一台」であり、若手ライダーにとっては「他の誰とも似ていない、個性を主張できる最高に格好いいバイク」として映るはずです。スペック競争に疲れた大人たちにこそ、この「数値以上の楽しさ」を感じてほしい。そんなメッセージが、このバイクからは聞こえてくるような気がします。
もしあなたが、GSX 8TTの国内販売をきっかけに大型バイクの世界へ踏み出そうとしているなら、それは素晴らしい選択です。このバイクは、あなたのバイクライフに豊かな彩りを添えてくれることでしょう。最後になりますが、正確な納期や詳細なスペック、お見積りについては、必ずお近くのスズキ正規取扱店でご確認をお願いします。あなたのガレージに、新しい伝説が加わる日を楽しみにしています!
以上、ツーホイールズライフの「S」でした。