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XSR900は速すぎ?評判や馬力、口コミを徹底解説

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XSR900は速すぎ?評判や馬力、口コミを徹底解説

ツーホイールズライフ・イメージ

ヤマハの人気モデルであるXSR900について、「速すぎないか?」と不安に感じていませんか。一部で不人気だという声や、新型はカッコ悪いといった意見も耳にします。

この記事では、そんなXSR900の真実に迫ります。フルパワー化による馬力の変化や、噂される最高速とリミッターカットの効果、そして安全な走行を支えるトラクションコントロール設定についても詳しく解説。

さらに、長距離ツーリングの快適性や、個性を引き出すカスタムまで、あらゆる情報を網羅し、あなたの疑問を解消します。

記事のポイント

  • XSR900が「速すぎる」と言われる理由と実際の性能
  • フルパワー化や電子制御、口コミから見る真の評価
  • 長距離ツーリングやカスタムなど様々な楽しみ方
  • 購入後に後悔しないためのメリット・デメリット

XSR900は速すぎ?その性能と世間の評判

XSR900は速すぎ?その性能と世間の評判

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  • そもそもどんなバイクか
  • フルパワー化で馬力はどれほどか
  • 最高速とリミッターカットの噂
  • 不人気?実際の評価を調査
  • 新型はカッコ悪いという意見も

そもそもバイクか

そもそもバイクか

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XSR900は、ヤマハが製造・販売する「ネオクラシック(ネオレトロ)」というカテゴリーに分類される大型モーターサイクルです。その心臓部には、ヤマハの「マスター・オブ・トルク」シリーズの代表格であるMT-09と共通のパワフルな888cc水冷並列3気筒エンジンを搭載しています。このエンジンは、リニアなトルクと高回転域までのスムーズな吹け上がりを実現する「クロスプレーン・コンセプト」に基づいて設計されており、スロットルを開けた瞬間からライダーを魅了する独特のフィーリングが最大の特徴です。

2016年に初代モデルが登場した際は、MT-09のモタードライクな乗り味をよりオーセンティックで扱いやすいネイキッドスタイルに落とし込み、多くのライダーから支持されました。そして2022年、待望のフルモデルチェンジによって現行モデルへと進化。排気量を845ccから888ccへと拡大し、フレームも新設計のデルタボックスフレームを採用。さらに、トレーサー9GT系のロングスイングアームを装備することで、より安定した加速体勢を手に入れました。デザインも1980年代のヤマハレーシングマシンを彷彿とさせる、より先鋭的で個性的なものへと大きく舵を切りました。

見た目のクラシカルさとは裏腹に、その中身は最先端技術の結晶です。高性能な6軸IMU(慣性計測ユニット)を搭載し、それによって制御されるコーナリングABSやトラクションコントロール、スライドコントロール、リフトコントロールなど、スーパースポーツモデルに匹敵する電子制御システムを網羅。さらに、クイックシフターやクルーズコントロールといった快適装備も標準で備え、非常に高い走行性能と安全性を高次元で両立させているのが、現在のXSR900の姿なのです。(参照:ヤマハ発動機株式会社 XSR900公式サイト

クロスプレーン・コンセプトとは?

ライダーがスロットル操作を通じて後輪の駆動力をより直感的に感じ取り、マシンを意のままに操れることを目指したヤマハ独自の設計思想です。リニアなトルク特性と心地よいエンジン音を実現することで、ライダーとマシンの一体感を極限まで高めます。

フルパワー化で馬力はどれほどか

フルパワー化で馬力はどれほどか

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日本国内で販売されているXSR900は、世界的に見ても厳しい日本の騒音規制や排出ガス規制(令和2年排出ガス規制)に対応するため、エンジンが持つ本来の性能が一部抑制されています。そこでバイク好きの間で常に話題に上がるのが「フルパワー化」というカスタムです。これは、主にECU(エンジンコントロールユニット)の書き換えや、マフラー交換、吸気系の変更などによって、エンジンが秘めている本来の性能を完全に解放することを指します。

現行のXSR900に搭載されているCP3エンジンは、欧州仕様で最高出力120PS/10,000rpm、最大トルク93N・m/7,000rpmを公称しています。フルパワー化を行うことで、国内仕様のXSR900もこれに匹敵する、あるいはセッティング次第ではそれを上回る出力を得ることが可能とされています。この馬力アップによって、特に高回転域でのパワーの伸びや加速性能が劇的に向上し、サーキット走行などクローズドな環境ではその真価を存分に体感できるでしょう。

フルパワー化に伴う注意点と法的側面

フルパワー化は、メーカーの保証対象外となる可能性が非常に高いです。また、マフラー交換などを伴う場合、国の定める保安基準に適合しなくなる可能性もあります。実施には高度な専門知識と技術が不可欠であり、信頼できるショップに相談することを強く推奨します。改造は法規を遵守の上、あくまで自己責任で行うようにしてください。(参照:国土交通省 道路運送車両の保安基準

ただし、ノーマル状態でも日本の公道では有り余るほどのパワーを秘めているのも事実です。多くのユーザーはフルパワー化せずともその刺激的な性能に満足しており、まずはノーマルの性能を電子制御とともに味わい尽くすことをお勧めします。

最高速とリミッターカットの噂

最高速とリミッターカットの噂

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XSR900の最高速度について、メーカーから公式な数値は発表されていません。これは国内の自主規制や安全上の配慮によるものです。しかし、多くのユーザーレポートやバイク専門メディアのテストによれば、ノーマル状態の国内仕様車は6速で180km/hに到達した時点でスピードリミッターが作動し、それ以上の速度が出ないように制御されています。

この電子的な速度制限を解除するカスタムが「リミッターカット」です。ECUの解析や専用のデバイスを用いてこの制限を取り払うことで、バイクのポテンシャルはさらに解放されます。一説には、リミッターカットを施したXSR900は220km/hを超える最高速度をマークすることも可能だと言われており、これはベースマシンであるMT-09の高い動力性能を色濃く受け継いでいることの証左と言えます。

言うまでもありませんが、リミッターカットもフルパワー化と同様に、安全面や法律面で大きなリスクを伴います。公道での最高速度は法律で定められており、それを超える速度での走行は極めて危険な違法行為です。事故の際に保険が適用されない可能性も十分に考えられます。XSR900の本当の魅力は、サーキットで出すような最高速ではなく、公道で常用する速度域での圧倒的な加速力と、意のままにマシンを操る楽しさにあると言えるでしょう。

不人気?実際の評価を調査

不人気?実際の評価を調査

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「XSR900は不人気なのでは?」という疑問の声が時折聞かれます。しかし、実際の販売データやユーザー評価を丹念に調査すると、これは少し誤解を含んだ見方であることがわかります。正しくは、「万人受けするバイクではないが、一部の熱心なファン層から絶大な支持を得ている」と表現するのが適切でしょう。

このイメージが生まれる最大の背景には、直接的なライバルであるカワサキ「Z900RS」の驚異的な人気が影響しています。全国軽自動車協会連合会の統計でも常に上位にランクインするZ900RSは、往年の名車「Z1」のスタイルを忠実に再現し、非常に幅広い層のライダーに受け入れられています。一方、XSR900はより先鋭的でモダンな解釈を加えたネオクラシックであり、その独特なデザインや乗り味が乗り手の好みを分ける側面があるのは事実です。

XSR900 vs Z900RS スペック比較

項目YAMAHA XSR900KAWASAKI Z900RS
エンジン形式水冷並列3気筒水冷並列4気筒
排気量888cc948cc
最高出力120PS / 10,000rpm (欧州仕様参考)111PS / 8,500rpm
車両重量193kg215kg
電子制御6軸IMU搭載、多機能トラクションコントロール等
新車価格(税込)1,254,000円~1,485,000円~

性能面に目を向ければ、3気筒エンジンならではの独特のフィーリング、20kg以上軽量な車体、最新の電子制御技術による高いスポーツ性など、Z900RSにはない独自の魅力が満載です。実際にオーナーからは、「他人と被らないデザインが良い」「この加速感は唯一無二」「乗れば乗るほど味が出てくるバイク」といった満足度の高い声が多数寄せられています。これは、XSR900が決して不人気なバイクではなく、自分のスタイルを確立したいライダーにとって最高の選択肢の一つであることを示しています。

新型はカッコ悪いという意見も

新型はカッコ悪いという意見も

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2022年に行われたフルモデルチェンジで、XSR900のデザインは劇的な変化を遂げました。これまでのオーセンティックなスタイルから一転し、1980年代のWGP(ロードレース世界選手権)を戦ったヤマハのファクトリーレーシングマシン「YZR500」をモチーフとした、よりシャープでアグレッシブなデザインが採用されたのです。

この大胆なデザイン変更はバイク業界で大きな話題となり、「未来的で非常にカッコいい」「ヤマハの魂を感じる」と絶賛する声が上がる一方で、一部のユーザー、特に初代モデルのファンからは「旧型の方がバランスが良かった」「新型は奇抜すぎてカッコ悪い」という厳しい意見も聞かれます。特に、タンクとシートの間に意図的に設けられた空間(ネガティブスペース)や、標準装備のバーエンドミラー、シートカウル後端に隠れるように配置されたテールランプなど、従来のデザインの常識から逸脱した要素が、評価を二分しているようです。

新型デザインを構成する挑戦的な要素

  • 1980年代のレーシングマシン「YZR500」からのインスピレーション
  • 最新の製造技術で成形されたデルタボックスフレームをデザインの一部として強調した骨格
  • シングルシートを彷彿とさせ、後端が切り詰められたシートカウルの造形
  • 点灯時以外はその存在に気づきにくいほどミニマルなLEDテールランプ
  • カフェレーサースタイルを強調する、標準装備のバーエンドミラー
  • 軽量な走りを予感させるスピンフォージドホイール

もちろん、デザインの評価は個人の主観によるものであり、絶対的な正解は存在しません。しかし、この挑戦的なデザインこそが、ヤマハが新型XSR900に込めた「他とは違う」という強烈なメッセージの表れと言えるでしょう。旧型の持つ普遍的な美しさも魅力的ですが、新型の持つ先鋭的な個性と、その細部に宿る機能美もまた、XSR900ならではの大きな魅力なのです。

XSR900が速すぎても安心して楽しむ方法

XSR900が速すぎても安心して楽しむ方法

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  • トラクションコントロール設定方法
  • ライディングモードで走りはどう変わるか
  • 長距離ツーリングは快適か
  • 走りを自分好みに変えるカスタム
  • まとめ:XSR900は速すぎ?評判や馬力、口コミを徹底解説

トラクションコントロール設定方法

トラクションコントロール設定方法

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XSR900が「速すぎる」と感じるライダーにとって、最も心強い味方となるのがトラクションコントロールシステム(TCS)です。これは、滑りやすい路面や急なスロットル操作で後輪が過度に空転するのを検知した際に、エンジントルクを自動で最適化し、安定した走行をサポートする電子制御技術になります。特にXSR900のTCSは、6軸IMUと連動しているため、車体の傾き(バンク角)も検知。これにより、コーナリング中でも最適な制御を行うことができ、安全性が飛躍的に向上しています。

XSR900には、介入レベルを複数段階に調整できるTCSが搭載されており、ライダーの好みやスキル、走行する路面状況に応じて最適な設定を選択できます。設定はハンドル左側のスイッチボックスにあるダイヤルで行い、メーターパネルで現在のレベルをリアルタイムに確認することが可能です。

設定モード介入レベル主な用途や特徴
TCS-1弱い介入を最小限に抑え、スポーツ走行やドライ路面で後輪の挙動を感じながら走りたい熟練者向けのモードです。
TCS-2標準市街地やツーリングなど、幅広い一般的な走行状況に対応する、最もバランスの取れたモードです。
TCS-M手動設定TCSの介入度に加え、スライドコントロール(SCS)やリフトコントロール(LIF)の介入度も個別に設定できるマニュアルモードです。
TCS-OFF介入なしスタックからの脱出時など、電子制御が妨げになる特殊な状況での使用を想定したモードです。(公道での使用は非推奨)

バイク初心者の方や、雨の日など滑りやすい路面を走行する際には、介入レベルを強めに設定することで、不意なスリップのリスクを大幅に減らすことができます。このTCSを状況に応じて適切に活用することが、XSR900の強大なパワーを安全に楽しむための重要な鍵となります。

ライディングモードで走りはどう変わるか

ライディングモードで走りはどう変わるか

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トラクションコントロールと並び、XSR900の強大なパワーを自在に操るためのもう一つの重要な機能が「D-MODE(走行モード切替システム)」です。これは、スロットル操作に対するエンジンレスポンスを複数のモードから選択できる機能で、走行シーンやライダーの気分に合わせてバイクのキャラクターを瞬時に変更することができます。

現行モデルでは、以下の4つのモードが設定されており、それぞれが明確な個性を持っています。

  • MODE 1: 最もシャープでダイレクトなレスポンス。エンジンの性能を最大限に引き出し、サーキットやワインディングでのスポーツ走行に最適化されています。思考とバイクの動きが直結するような感覚を味わえます。
  • MODE 2: スムーズなスロットルレスポンス。幅広い状況に対応するオールラウンドな特性を持つモードで、ツーリングから街乗りまで、最も使用頻度が高くなるであろう設定です。
  • MODE 3: 穏やかなレスポンス。市街地でのストップ&ゴーが多い場面や、景色を楽しみながらリラックスして走りたい時に適しています。ギクシャク感がなく、疲労を軽減します。
  • MODE 4: 最も穏やかなレスポンス。雨天時など、特に慎重な操作が求められる滑りやすい路面状況での安全性を最大限に高めます。スロットル操作に自信がない初心者の方にも安心です。

もしあなたが「XSR900は速すぎる」と恐怖を感じる場合は、まずMODE 3やMODE 4から試してみることを強くお勧めします。まるで400ccクラスのバイクを操っているかのような穏やかな出力特性になり、恐怖心なくアクセルを開けることができるでしょう。そして、バイクに慣れてきたら徐々にモードを上げていくことで、自分自身の成長と共にバイクのポテンシャルを引き出していくことができます。このように、D-MODEはライダーのスキルを補い、ライディングの楽しみを安全に広げてくれる優れた機能なのです。

長距離ツーリングは快適か

長距離ツーリングは快適か

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XSR900はアグレッシブなスポーツネイキッドでありながら、長距離ツーリングにも十分対応できる高いポテンシャルを秘めています。その快適性に大きく貢献しているのが、クルーズコントロールの標準装備です。高速道路を長時間一定速度で走行する際の右手首の疲労を大幅に軽減してくれる、非常に大きなメリットと言えます。

メリット:卓越した走行安定性とエンジン性能

ロングスイングアームの採用による直進安定性の高さや、3気筒エンジンの余裕あるパワーは、長距離移動のストレスを軽減します。追い越し加速もスムーズで、高速巡航は得意分野です。また、アップライトなライディングポジションは視界が広く、長時間の運転でも疲れにくい設計になっています。

デメリット:シート、航続距離、防風性

一方で、長距離走行におけるいくつかの課題も存在します。多くのオーナーが指摘するのが、デザイン優先のシートの硬さです。クッション性がやや不足しているため、2~3時間を超える連続走行ではお尻が痛くなるとの声が多く聞かれます。また、燃料タンク容量が14Lと、このクラスのバイクとしてはやや少なめです。燃費は一般的に約18〜22km/Lとされていますが、250km程度を目安に早めの給油計画を立てるのが賢明でしょう。そして、ネイキッドバイクの宿命として、防風性能は高くありません。

ツーリングをより快適にするための具体的な工夫

これらのデメリットは、カスタムや工夫によって大幅に改善可能です。シートの硬さが気になる場合は、ゲル素材を内蔵したシートクッション(ゲルザブなど)を使用したり、ワイズギアから販売されている純正オプションのコンフォートシートに交換したりすることで、快適性を大きく向上させることができます。また、積載性に関しては、純正や社外品のサイドバッグサポートなどを活用すれば、ツーリングに必要な荷物をスマートに積むことが可能です。防風性も、デザイン性の高い社外スクリーンを追加することで効果的に改善できます。

いくつかの点に工夫は必要ですが、3気筒エンジンの余裕あるパワーと心地よい鼓動感は、長距離ツーリングを忘れられない特別な体験にしてくれるはずです。

走りを自分好みに変えるカスタム

走りを自分好みに変えるカスタム

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XSR900は、そのままでも非常に完成度の高いバイクですが、カスタムによってさらに自分好みのマシンに仕上げていく楽しみも大きな魅力の一つです。メーカー自身もカスタムを重要な要素と考えており、豊富な純正アクセサリー(ワイズギア)がラインナップされています。

定番のカスタムとしては、まずマフラー交換が挙げられます。3気筒エンジン独特のサウンドをより迫力のある、あるいは上質なものに変え、見た目の印象も大きく変化させることができます。アクラポビッチやヨシムラなど、様々なブランドから専用設計のマフラーがリリースされています。

標準装備のバーエンドミラーのデザインや視認性が好みに合わない場合、オーソドックスな位置にミラーを移設するカスタムも人気です。ハンドル周りでは、よりアグレッシブなポジションを求めてセパレートハンドルに交換する上級者もいます。

デザインに手を入れるのも楽しいですよ。フェンダーレスキットでリア周りをスッキリさせたり、シングルシートカウルでレーシーな雰囲気を高めたりと、アイデア次第で様々な表情を見せてくれます。XSR900は、自分だけの一台を育てていく喜びも提供してくれるバイクなのです。

ツーリング性能を向上させるカスタム

ツーリング性能を向上させるためのカスタムも多岐にわたります。前述のスクリーンやコンフォートシートのほか、寒い季節のライディングを快適にするグリップヒーターは定番アイテムと言えるでしょう。積載性を高めるためには、デザインを崩さないスタイリッシュなサイドバッグや、実用的なリアキャリアの装着が有効です。これらのパーツを組み合わせることで、XSR900を快適なスポーツツアラーへと変貌させることも可能です。

XSR900はカスタムパーツが国内外で豊富に流通しているため、性能アップからドレスアップまで、幅広いカスタムを楽しむことができます。納車された状態が完成形ではなく、そこから自分だけの物語を紡いでいけるのが、XSR900オーナーの醍醐味の一つです。

まとめ:XSR900は速すぎ?評判や馬力、口コミを徹底解説

この記事では、「XSR900は速すぎる」というテーマを軸に、その性能や評価、そして楽しみ方について多角的に、そして深く掘り下げて解説しました。最後に、この記事の重要なポイントをリストで振り返ります。

  • XSR900はMT-09をベースとした888ccのパワフルな3気筒エンジンを搭載
  • フルパワー化により欧州仕様の120PSの性能を発揮するポテンシャルを秘める
  • 最高速はリミッター作動で180km/h、解除すれば220km/h以上も可能とされる
  • 個性的なデザインから不人気やカッコ悪いという声もあるが熱心なファンも多い
  • 6軸IMUと連動する高性能なトラクションコントロールで後輪のスリップを防ぎ安全性を向上
  • 4段階のライディングモードで出力特性を調整でき初心者でも安心して扱える
  • 長距離ツーリングはクルーズコントロールで快適だがシートの硬さが課題となる場合がある
  • 燃料タンクは14Lで航続距離はやや短めなため計画的な給油が必要
  • 純正・社外品ともにカスタムパーツが豊富で自分好みの一台に仕上げられる
  • 「速すぎる」という評価は先進の電子制御によってライダーが任意にコントロール可能
  • 軽量な車体と優れた足回りで高い運動性能を誇る
  • ライバルのZ900RSとは異なるスポーティで先鋭的なネオクラシックという立ち位置
  • 最新の電子装備を満載しながらも価格と性能のバランスに優れたモデル
  • 他人とは違う唯一無二の個性を求めるライダーにとって最適な選択肢となり得る
  • 結論としてXSR900は速すぎても乗り手の技量や気分に合わせて楽しめる懐の深いバイク

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