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2024年に待望のモデルチェンジを果たしたホンダ CB650R 新型は、世界初の電子制御クラッチ「E-Clutch」を搭載し、大きな注目を集めています。この革新的な技術に魅力を感じる一方で、多くの方がCB650R 納期について気になっているのではないでしょうか。
実際、人気モデルであるためか納期の遅れが指摘されており、一部ではCB650R 受注停止といった不安を煽るような噂も聞こえてきます。また、購入を検討する上では、CB650R 売れてないのではないかという疑問や、あえて従来型のCB650R Eクラッチ なしモデルを選ぶべきか、あるいはCB650R 2025年モデルの登場を待つべきかなど、判断に迷う点も少なくありません。
そこでこの記事では、気になる最新の納期情報から、実際のオーナーによるCB650R Eクラッチのインプレ、そして定番カスタムであるCB650R Eクラッチエンジンガードのようなパーツ事情まで、CB650Rの購入を検討している方が知りたい情報を網羅的に解説します。
記事のポイント
- CB650R Eクラッチの最新納期情報
- Eクラッチの有無や新型モデルに関する比較
- 購入前に知っておきたい評価やカスタム情報
- 納期を正確に確認するための具体的な方法
最新のCB650RのEクラッチ納期に関する情報

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- 新型の現状と特徴
- 店舗によって異なる納期
- 過去にあった受注停止の状況
- Eクラッチなしモデルという選択肢
- 期待される2025年モデル
- CB650Rが売れてないという噂の真相
新型の現状と特徴

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2024年6月13日に発売された新型CB650Rは、デザインの大幅な刷新と新技術の導入が大きな特徴です。特に注目すべきは、世界で初めて搭載された「Honda E-Clutch」でしょう。
このEクラッチは、発進、変速、停止といった場面でライダーによるクラッチレバーの操作を不要にする画期的なシステムです。もちろん、ライダーの任意で通常のマニュアル操作に切り替えることも可能で、これまでのバイクの楽しみを損なうことなく、快適性と利便性を飛躍的に向上させました。
また、外観デザインも一新され、よりシャープでモダンな印象を与えています。メーターには、視認性に優れた5インチのフルカラーTFT液晶ディスプレイが採用され、スマートフォンとの連携機能も搭載されました。これにより、ナビゲーションや音楽再生といった情報を手元のスイッチで操作できるようになり、ツーリングの快適性が向上しています。
Eクラッチ搭載モデルと非搭載モデルの主な違いを以下にまとめます
スペック項目 | CB650R E-Clutch | CB650R (E-Clutchなし) |
---|---|---|
メーカー希望小売価格 | 1,089,000円(税込) | 1,034,000円(税込) |
車両重量 | 207kg | 205kg |
クラッチ形式 | 湿式多板(電子制御) | 湿式多板 |
燃費 (WMTCモード値) | 21.3km/L | 21.3km/L |
このように、基本的な走行性能や燃費に差はありませんが、Eクラッチの搭載により価格と車両重量がわずかに増加しています。
店舗によって異なる納期

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CB650R Eクラッチの納期は、全国の販売店やその時点での在庫状況によって大きく変動するのが現状です。
一般的に、メーカーに在庫があれば注文から2週間程度で納車されることもあります。しかし、口コミ情報や一部のホンダドリーム店の情報によれば、発売以降バックオーダーを抱えている店舗も少なくなく、入荷までかなりの時間を要するケースが見られます。
具体例を挙げると、2024年4月に契約したユーザーが、実際に納車されたのは同年11月下旬だったという報告もあります。これは契約から実に7ヶ月以上待った計算になり、いかに納期が遅延しているかがうかがえます。
このため、購入を検討している場合は、まず近隣のホンダドリーム店をはじめとする正規取扱店に現在の納期状況を直接問い合わせることが不可欠です。その際、単に「納期はどれくらいか」と尋ねるだけでなく、「今契約した場合の具体的な納車見込み時期」や「店舗への次回入荷予定」などを詳しく確認することをおすすめします。
過去にあった受注停止の状況

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「CB650Rが受注停止になっている」という直接的な公式発表はありませんでした。しかし、一部の購入者からは「納期が著しく遅れている」「メーカーから遅延に関する詳細な説明がなかった」といった声が上がっていたのは事実です。
これらの状況から、生産が需要に全く追いつかず、実質的に新規の注文を一時的に受け付けられない、いわゆる「受注停止」に近い状態に陥っていた店舗があった可能性は否定できません。
特に、Eクラッチという新しい機構を搭載したモデルの初期生産段階では、部品供給の遅れや製造ラインの調整など、予期せぬ問題が発生することも考えられます。販売店側もメーカーから明確な納期回答を得られず、ユーザーへの説明に苦慮していた様子がうかがえます。現在は状況が改善しつつあると考えられますが、このような背景があったことは知っておくと良いでしょう。
Eクラッチなしモデルという選択肢

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新型CB650Rには、Eクラッチを搭載しない標準モデルもラインナップされています。Eクラッチ搭載モデルとの価格差は55,000円(税込)であり、この差をどう捉えるかが選択の大きなポイントになります。
Eクラッチなしモデルのメリット
最大のメリットは、価格を抑えられる点です。また、車両重量も2kg軽量で、従来のバイクと同じように自分の手でクラッチを操作するダイレクトなフィーリングを楽しみたいと考えるライダーにとっては、こちらが魅力的に映るでしょう。長年マニュアル車に乗り慣れた方の中には、クラッチ操作自体がライディングの楽しみの一部だと感じる人も少なくありません。
デメリットと注意点
一方で、Eクラッチがもたらす圧倒的な利便性は享受できません。特に、渋滞の多い市街地走行や、信号での発進・停止を繰り返す場面では、クラッチ操作の有無による疲労度の差は歴然です。ツーリング中に疲れてきた際にも、Eクラッチの恩恵は大きいと考えられます。
どちらのモデルを選ぶかは、ご自身のライディングスタイルやバイクに何を求めるかによって決まります。価格差と利便性を天秤にかけ、慎重に検討することが大切です。
期待される2025年モデル

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2024年6月現在、ホンダからCB650Rの2025年モデルに関する公式な発表はありません。しかし、バイク業界の一般的なモデルサイクルを考慮すると、いくつかの可能性が考えられます。
ホンダは、CB650Rに初搭載したEクラッチを、今後他の車種にも順次展開していくと見られています。実際、2025年モデルのRebel250にはすでにEクラッチ搭載が発表されており、この流れは加速していくでしょう。
このような状況を踏まえると、CB650Rの2025年モデルが登場する場合、大規模なモデルチェンジではなく、カラーリングの変更や細かな仕様のアップデートに留まる可能性が高いと推測されます。ただ、新たなカラーを待ちたいという方は、情報を待ってみるのも一つの手です。
いずれにしても、2025年モデルの情報が明らかになるのは2024年の秋以降になることが予想されます。すぐにでも乗りたい方は現行モデルを、時間に余裕がある方は将来の情報を待つという判断になるでしょう。
CB650Rが売れてないという噂の真相

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納期の遅れが深刻化すると、「人気がなくて売れてないから、生産台数を絞っているのではないか」といった噂が流れることがあります。しかし、CB650Rに関して言えば、この噂は実情とは異なると考えられます。
ある情報によると、ホンダドリーム店に入荷するCB650R/CBR650Rの在庫のうち、約85%がEクラッチ仕様で占められているとのことです。このデータから分かるのは、ホンダがEクラッチという新技術を積極的に市場に投入し、主力として販売しようとしている姿勢です。
つまり、「売れていない」のではなく、むしろ「世界初の新機構を搭載したモデルに注文が集中し、生産が追いついていない」というのが正確な状況と言えるでしょう。革新的な機能への高い関心と需要が、結果として長い納期につながっていると理解するのが自然です。
CB650RのEクラッチ納期の確認と評判

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- 購入者によるインプレ
- 定番カスタムのエンジンガード
- ホンダドリームでの納期確認のポイント
- カスタムパーツが与える納期への影響
-
総括:CB650RのEクラッチ納期は?受注停止の噂やインプレも解説
購入者によるインプレ

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実際にCB650R Eクラッチを手に入れたオーナーからは、その利便性を絶賛する声が多く聞かれます。
最も高く評価されているのは、やはりクラッチ操作から解放されることによる快適性です。あるオーナーは、「大型バイクが初めてだったが、クラッチ操作が要らず運転だけに集中できるのでとても楽」と語っています。また、別のオーナーは「契約から7ヶ月待ったが、乗ってみたらメーカーへのストレスが全部吹っ飛んだ」と述べており、待った甲斐のある満足感を得られている様子がうかがえます。
メリット
- 疲労の軽減: 街乗りや渋滞時の左手の負担が皆無になり、長距離ツーリングでも疲れにくくなります。
- 運転への集中: シフトチェンジ以外の操作が減るため、より周囲の状況確認やライディングそのものに意識を集中させることが可能です。
- エンストの不安解消: 発進時や低速走行時にエンストする心配がなくなり、特に初心者やリターンライダーにとって大きな安心材料となります。
デメリット・注意点
一方で、デメリットとしては、従来のマニュアル操作に慣れ親しんだライダーにとっては、少し物足りなさを感じる可能性が挙げられます。とはいえ、Eクラッチはいつでもマニュアル操作が可能なため、気分や状況に応じて乗り方を変えられるのが大きな利点です。
総じて、インプレッションを見る限り、CB650R Eクラッチは多くのライダーにとってライディングの楽しみを広げる革新的な機能であると言えそうです。
定番カスタムのエンジンガード

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CB650Rを新車で購入する際、同時に検討したいカスタムパーツの一つがエンジンガードやスライダーです。
エンジンガードは、万が一の転倒時にエンジンケースやフレームへのダメージを最小限に抑えるための重要なパーツです。特にCB650Rのような美しいデザインのバイクでは、立ちゴケのような軽微な転倒でも修理費用が高額になる可能性があります。そのため、予防的な意味合いで装着するオーナーは少なくありません。
Eクラッチ搭載モデルであっても、エンジンガードの取り付けに関する基本的な考え方は標準モデルと変わりません。社外品からも多くの種類が販売されており、デザインや保護性能、価格に応じて好みのものを選ぶことができます。
ただし、パーツによっては取り付けに専門的な知識や工具が必要な場合もあります。不安な方は、納車時に販売店で取り付けてもらうのが確実です。新車購入と同時に注文すれば、工賃の割引などが適用される場合もあるため、商談の際に相談してみると良いでしょう。
ホンダドリームでの納期確認のポイント

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前述の通り、CB650R Eクラッチの納期を知る上で最も確実な方法は、ホンダの正規ディーラーであるホンダドリーム店へ直接問い合わせることです。問い合わせをより有効にするためのポイントをいくつか紹介します。
まず、複数の店舗に問い合わせてみることをお勧めします。ホンダドリームは直営店とフランチャイズ店があり、店舗の規模や地域によって抱えているバックオーダーの数や入荷のタイミングが異なる場合があるからです。
次に、問い合わせの際には以下の点を確認すると、より具体的な情報を得やすくなります。
- 現在の受注残の状況: その店舗で何人くらいが納車を待っているのか。
- 今契約した場合の納車見込み: 「〇月頃」といった具体的な時期。
- 入荷予定の確定時期: 納車日が正式に決まるのがいつ頃になるかの目安。
- キャンセル待ちの可否: もしキャンセルが出た場合に連絡をもらえるか。
これらの情報を総合的に判断することで、どの店舗で契約するのが自分にとって最適かを見極める助けになります。
カスタムパーツが与える納期への影響

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車両本体の納期だけでなく、同時に注文するカスタムパーツが全体の納車スケジュールに影響を与えるケースもあるため注意が必要です。
例えば、純正オプションのローダウンシートやグリップヒーターなどを装着する場合、これらのパーツの在庫が欠品していると、車両が店舗に到着しても取り付け作業ができず、結果的に納車が遅れてしまいます。
特に、メーカーの在庫状況や加工状況に左右されるパーツは注意が求められます。ローダウンシートなどは、ノーマルのシートを加工して製作する場合があり、専門の業者での作業に時間がかかることもあります。
このような事態を避けるため、カスタムパーツも同時に注文する際は、そのパーツ自体の納期も必ず販売店に確認するようにしてください。「車両は〇月に入荷しますが、シートの完成が△月になるので、納車は△月以降です」といった具体的なスケジュールを事前に把握しておくことが、後のトラブルを防ぐ鍵となります。
総括:CB650RのEクラッチ納期は?受注停止の噂やインプレも解説
記事のポイントをまとめます。
- CB650R Eクラッチの納期は店舗や在庫で変動する
- 現在は注文から納車まで数ヶ月かかる事例も報告されている
- 最も確実な納期情報はホンダドリーム店への直接問い合わせで得られる
- 2024年モデルはデザインが一新されTFTメーターが採用された
- 世界初のHonda E-Clutch搭載が最大のトピック
- Eクラッチは発進から停止までクラッチレバー操作が不要になる
- Eクラッチなしの標準モデルは55,000円価格が安い
- 従来のマニュアル操作感を楽しみたいライダー向けの選択肢となる
- 納期遅延から生じた売れてないという噂は誤解の可能性が高い
- 実際にはEクラッチ仕様の生産と販売に注力されている
- 購入者のインプレではEクラッチの利便性が高く評価されている
- 特に街乗りや渋滞時の疲労軽減効果が大きい
- エンジンガードなどの定番カスタムも人気がある
- カスタムパーツ自体の納期も全体の納車時期に影響を及ぼす
- 車両とは別にパーツの納期確認も忘れずに行うことが大切
- 2025年モデルの詳細は未発表だが今後の情報に期待が集まる