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SR400の車検費用を解説!相場と内訳、安くするコツ

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SR400の車検費用を解説!相場と内訳、安くするコツ

ツーホイールズライフ

こんにちは。ツーホイールズライフ、運営者の「S」です。

SR400の車検がそろそろ近づいてきて、「今回の費用はいくらかかるんだろう…」と、ちょっと不安になっていませんか?SR400の車検費用といっても、その相場や詳しい内訳って分かりにくいですよね。

YSPのようなディーラーに頼むのが良いのか、それとも2りんかんのような用品店が安いのか、あるいはレッドバロンの会員だとどうなるのか、気になるところです。もしかしたら、思い切ってユーザー車検に挑戦すれば、費用をグッと抑えられるのかもしれません。

この記事では、SR400の車検費用について、実際の相場感や法定費用などの内訳、依頼先ごとの料金プランの違い、そして費用を少しでも安くするコツまで、私の調べた情報や見解も交えながら、できるだけ分かりやすくまとめてみようと思います。

記事のポイント

  • SR400の車検費用の総額相場と内訳
  • ディーラーや用品店(2りんかん等)の料金比較
  • ユーザー車検のメリットとデメリット
  • 車検費用を賢く安く抑えるコツ

SR400の車検費用:相場と内訳

まずは、SR400の車検に実際いくらかかるのか、その相場と詳しい内訳をチェックしていきましょう。依頼先によって結構な差が出る部分なので、しっかり押さえておきたいですね。

車検費用の総額相場(依頼先別)

車検費用の総額相場(依頼先別)

ツーホイールズライフ

まず、一般的なバイクの車検費用の相場ですが、多くのサイトで40,000円~70,000円くらいが目安として紹介されているかなと思います。もちろん、これはバイクの状態やどこで整備をお願いするかによって、大きく変わってきます。

ただ、SR400の場合、私の印象や実際の事例を見てみると、この相場の中でもやや高めの価格帯、特に6万円~7万円台になるケースも多いみたいです。

SR400車検費用の実例

  • 事例1:ヤマハ正規ディーラー(YSP)あるYSPの参考例では、基本の「スタンダード車検」で約71,000円。これは整備の信頼性が高い分、相場の上限に近い価格設定ですね。
  • 事例2:一般バイクショップ(タイヤ交換込み)あるショップの事例では、車検と同時にタイヤ交換も行ったらしく、総額で89,000円だったとか。これは「追加整備」が入ると、総額が大きく跳ね上がる良い例です。

思ったより高いな、と感じるかもしれませんが、この総額は「法定費用」と「車検基本料」という、性質の全く異なる2つの費用で構成されているんです。この内訳を知ることが、費用を理解する第一歩ですね。

車検費用の基本構成

車検総額 = ①法定費用(全国一律で変動しない) + ②車検基本料(業者ごとに異なる)

どこで見積もりをとっても、この2つの合計金額になっています。①は固定費なので、差がつくのは②の部分ですね。

内訳①:法定費用(重量税・自賠責)

まず、総額のうち「法定費用」について。これは国や保険会社に支払うお金で、非課税です。基本的にどこで車検を受けても金額は一律なので、ここは節約のしようがない部分です。逆に言えば、見積もり比較がしやすい項目ですね。

法定費用は、主に以下の3つで構成されています。

自動車重量税

これは、SR400オーナーにとってちょっと注意が必要なポイントかもしれません。SR400は1978年から2021年まで、本当に長く生産されたモデルですよね。そのため、新車登録からの経過年数によって、支払う税額が変わります。

具体的には「13年未満」「13年経過」「18年経過」の3段階です。

新車登録からの経過年数重量税(2年分)備考
13年未満3,800円ファイナルエディションなど高年式はココ
13年以上18年未満4,600円2010年~2000年代後半モデルなど
18年以上5,000円2000年代前半や90年代以前のモデル

(出典:国土交通省『自動車重量税の税額等について』)

ご自身のSRがどれに該当するかは、車検証の「初度登録年月」を見れば一発で分かります。例えば、初度登録が2010年(平成22年)11月なら、2025年10月の時点では14年経過しているので「4,600円」になる、という計算ですね。

自賠責保険料

これは、いわゆる「強制保険」ですね。車検時に次の2年間分(24ヶ月)をまとめて支払うのが一般的です。これも全国一律で、金額は時々改定されます。

現在の標準料金(24ヶ月):8,760円(2023年4月1日以降の契約)

以前は9,000円を超えていた時期もあるので、ネットの古い情報だと金額が違うかもしれませんが、今は少し安くなっています。

「25ヶ月契約」って?

たまに「25ヶ月:8,910円」という契約を見かけます。これは、車検満了日と保険の満了日にズレが生じて、うっかり保険が切れてしまうのを防ぐため、特にユーザー車検などで1ヶ月余裕を持たせるためのプランです。お店に任せる場合は、基本的に24ヶ月で計算されると思います。

検査手数料(印紙代)

これは、車検の検査ラインを使う手数料として国に支払う「印紙代」です。実はこれ、依頼する工場が「認証工場」か「指定工場」かによって、数百円の違いが出ます。

  • 認証工場(運輸支局に車両を持ち込む):1,800円(または1,700円)
  • 指定工場(自社ライン完備):1,200円

「指定工場」というのは、いわゆる「民間車検場」のことで、自社で車検を完結できるため、陸運局に持ち込む手間が省け、印紙代も安価になります。大手用品店やディーラーの多くは、この指定工場になっていることが多いですね。

法定費用の合計シミュレーション(13年未満・指定工場の場合)

自動車重量税(3,800円)

+ 自賠責保険料(8,760円)

+ 検査手数料(1,200円)

合計 13,760円

仮に18年以上経過したSRを認証工場で受けると、5,000 + 8,760 + 1,800 = 15,560円。そこまで大きな差ではありませんが、法定費用は最低でも1.4万円前後はかかる、と覚えておくと良いですね。

内訳②:車検基本料(点検・代行料)

さて、ここからが本題です。車検費用がお店によって大きく変わるキモの部分、それが「車検基本料」です。総額が7万円だった場合、法定費用が約1.4万円とすると、残りの約5.6万円が丸ごとこの車検基本料ということになります。

車検基本料は、ざっくり言うと以下の2つで構成されています。

  • 24ヶ月法定点検 費用:法律で定められた項目を点検・整備する技術料。
  • 車検代行手数料:書類作成や運輸支局での手続きを代行する手数料。

先ほどのYSPの例(総額約7.1万円)だと、車検基本料が約5.1万円でした。その内訳を見ると、「車検整備料金(24ヶ月点検)」が約2.6万円、「車検代行手数料」が約2.2万円と、点検料と代行料がほぼ同じくらいかかっていました。

お店によって「点検料は安いけど代行料が高い」とか、「代行料は安いけど点検料が高い」とか、あるいは「全部コミコミで●●円」となっているとか、見積もりの書き方は様々です。ですが、この基本料に、どれだけ詳細な点検内容が含まれているかで、サービスの質と価格が変わってくるわけですね。

YSP(ディーラー)の車検費用

改めて、YSP(ヤマハスポーツプラザ)のような正規ディーラーで車検を受ける場合です。

メリットは、やはり圧倒的な整備の信頼性と、全部お任せできる手軽さかなと思います。

  • SRのことを知り尽くしたメカニックさんに見てもらえる安心感。
  • ヤマハ専用の診断機(FI車の場合)を使ったチェック。
  • 交換部品は基本的に信頼性の高い純正部品を使用。
  • しっかりとした整備記録簿が残るので、将来バイクを売却する際にも有利かも。

デメリットは、やはり費用が高めになる傾向があることです。先ほどの例でも、基本料金だけで5万円を超えていました。これは、メカニックさんの工賃が時間(アワーレート)でしっかり計算されていたり、充実した設備を維持するためのコストが含まれていたりするため、「安心料」込みの価格設定と考えるのが良さそうです。

また、お店によっては、保安基準適合外のカスタムパーツがついていると、車検を断られたり、純正に戻すための追加工賃が発生したりする可能性もありますね。

2りんかんの車検費用とプラン

2りんかんの車検費用とプラン

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次に、2りんかんのような大手バイク用品店です。私もよくパーツやウェアを見に行きますが、車検もやっていますよね。

2りんかんの大きな特徴は、整備内容に応じて3つのコースから自分で選べる点です。これが料金の透明性につながっていて、分かりやすいなと思います。

コース名内容車検基本料金(税込) ※法定費用除く
はじめて車検新車から初めての車検(3年目)限定。整備箇所が少ない前提の割安プラン。28,400円
基本車検法定点検64項目を満たす、スタンダードな基本コース。32,800円
しっかり車検法定点検に加え、普段メンテしづらい場所(ステム、スイングアーム等)も整備。49,300円

※料金は調査時点のものです。変更される可能性があるので、公式サイトで確認してくださいね。

一番上の「しっかり車検」(基本料 49,300円)は、YSPのスタンダード車検(基本料 51,370円)と価格帯が非常に近いですね。ここから推測するに、ディーラーの基本車検は、用品店の「しっかり」コースに相当する内容が標準になっている可能性が高いかな、と思います。

逆に言えば、「まだ新しいから基本車検でいいや」とか、「今回はしっかり見てほしい」といった具合に、自分のSRの状態に合わせてプランを選べるのが、用品店の大きなメリットですね。

「最安値」のカラクリに注意!

2りんかんのサイトで「車検総額 最安値 ¥37,160円」といった表記を見かけるかもしれません。

これは、法定費用(指定工場で13,760円)に、最も安い「はじめて車検」(28,400円)を足し、そこから「早割(-3,000円)」と「継続割(-2,000円)」を全部適用した場合の理論値です。(計算:13,760 + 28,400 - 3,000 - 2,000 = 37,160円)

「新車初回」で、「3ヶ月前に予約」し、「前回も2りんかんで車検」しているという、かなり限定的な条件です。ほとんどのSRオーナー(特に中古車)は「基本車検」以上になると思うので、「基本車検料 32,800円 + 法定費用 13,760円 = 46,560円」あたりが、割引適用前のスタートラインになると考えておくのが現実的かなと思います。

レッドバロンの車検費用は?

レッドバロンで購入した方や、「オイルリザーブシステム」の会員になっている方も多いかもしれません。

ただ、車検費用について私なりに調べてみたんですが、レッドバロンの公式サイトなどでは、YSPや2りんかんのような明確な車検料金のプラン表を見つけるのが難しかったです。

オイルリザーブシステムは、30リットルまでのオイル交換が無料(工賃別途)になったり、ツーリング先でのトラブル時に全国の店舗でサポートを受けられたりする、非常に強力な会員特典ですよね。ただ、これが車検費用(24ヶ月点検の基本料)の割引にどう連携するのかは、ちょっと別問題のようです。

会員であっても車検基本料が無料になるわけではないでしょうし、車両の状態によっても見積もりは変わるはずです。これはもう、憶測で語るよりも、最寄りのレッドバロンの店舗で直接見積もりをもらって、会員特典がどう適用されるのか確認するのが一番確実ですね。

SR400の車検費用を安くする方法

SR400の車検費用を安くする方法

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車検費用、やっぱり2年に一度とはいえ、大きな出費です。少しでも安く抑えたいですよね。ここからは、ディーラーや用品店以外の手法や、コスト削減のための具体的な戦略について見ていきましょう。

SR専門店の車検費用

「SR専門店なら、ノウハウが豊富で安くやってくれるかも?」と期待しますよね。私もそう思います。

ただ、念のため調べてみたところ、あるSR専門店の車検代行費用は、法定費用込みで約74,000円~(税抜き67,540円~)となっていました。

あれ? YSP(約7.1万円)と同等か、むしろ少し高いくらいですよね。これには驚いたんですが、おそらく理由があるはずです。

専門店の価格設定についての推測

思うに、専門店は「ただ車検を通す」以上の付加価値を提供しているのかもしれません。

  • 旧車となったSR特有のウィークポイント(電装系、オイル漏れなど)を熟知した点検。
  • 絶版になった部品の調達ルートや、リビルドのノウハウ。
  • カスタムされた車両(マフラー、キャブ、足回りなど)の保安基準適合ノウハウ。

こうした「かかりつけ医」としての深い知見や、カスタム対応の工数が価格に含まれているとすれば、YSPと同等かそれ以上になるのも納得がいくかな、と。もちろん、これは一例で、もっと安価にやってくれる専門店もあると思います。

結論としては、「専門店=安い」と決めつけず、他と同じように見積もりを取って比較するのが大事ですね。

ユーザー車検の費用とデメリット

ユーザー車検の費用とデメリット

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さて、費用を最小限に、劇的に安く抑えたいなら、最終手段(あるいは王道?)の「ユーザー車検」が選択肢になります。

これは、お店に一切頼まず、自分で点検整備を行い、自分で運輸支局にバイクを持ち込んで検査ラインを通す方法です。

かかる費用は、基本的に「法定費用」のみ。法定費用が約1.4万円(13,760円~)なので、これだけで済みます。ただ、実際には検査前に光軸(ヘッドライトの向き)がズレていることが多く、運輸支局の近くにある「予備車検場(テスター屋)」で光軸調整をしてもらうのが一般的です。その費用が数千円。

合計しても、だいたい20,000円程度で済むことが多いようです。お店に頼むと最低でも4万円台後半~7万円かかることを考えると、3万円~5万円も節約できる計算になります。これは強烈ですよね。

ユーザー車検の高いハードル(デメリット)

ただし、もちろんデメリット(というか、求められるスキル)もあります。

手間と時間がとにかくかかる

まず、運輸支局のウェブサイトで車検の予約を取る必要があります。そして、当日までに「自動車検査票」「自動車重量税納付書」「継続検査申請書」といったOCRシートと呼ばれる書類を準備し、記入しなければなりません。

平日しか実施できない

これが最大のネックかもしれません。運輸支局(陸運局)が開いているのは、平日の日中(だいたい9時~16時)のみです。土日祝日は絶対にやっていません。このために有給休暇などを取る必要があります。

整備スキルと知識が必須

「点検整備」も自分で行う必要があります。ブレーキパッドの残量、チェーンの張り、各部ボルトの緩み、そして保安部品(ライト類、ホーン)が正常に作動するか。SRは構造がシンプルな分、セルフメンテナンスもしやすいバイクですが、自信がないままラインに持ち込むのは無謀です。

もし検査で落ちた場合(例:光軸ズレ、排ガス規制値オーバーなど)、その日のうちに修正して再検査を受けなければならず、余計に時間と手間がかかります。

必要書類の準備

車検証、自賠責保険証明書(新旧2枚)、そして「納税証明書」が必要です。もし納税証明書を紛失していたりすると、市役所などで再交付してもらう手間も発生します。(※現在は電子化で不要な場合も増えていますが、確認は必須です)

自分でSRの日常整備がバッチリできて、平日に丸一日時間を割ける人向けの、ちょっとハードルが高い選択肢かな、と私は思います。

車検とタイヤ交換など追加整備

車検が終わって請求書を見て、「うわっ、思ったより高い!」となる最大の要因、それは車検基本料とは別に発生する「追加整備費用」です。

冒頭の事例でも、タイヤ交換を同時に行ったら総額が8.9万円になっていましたよね。YSPの基本料金(約7.1万円)だって、あくまで「車検に通過するための基本整備」の価格。もし検査の段階でブレーキパッドが残り1mmだったり、チェーンがダルダルに伸びきっていたり、タイヤがスリップサイン出ていたりすれば、当然、保安基準を満たさないので車検に通りません。

「車検に通すため」だけでなく、「次の2年間を安全に乗るため」の予防整備も含め、車検時に交換になりやすいのは、以下のような消耗品かなと思います。

車検時に発生しやすい追加整備項目(SR400)

  • タイヤ(前後):溝はあってもゴムが硬化(ヒビ割れ)している場合も。
  • ブレーキパッド(フロント):ディスクブレーキ車の場合。
  • ブレーキシュー(リア):ドラムブレーキ車(またはディスク車)の場合。
  • ブレーキフルード:2年に1回の交換が推奨されます。
  • チェーン、スプロケット(前後):3点セットで交換時期になることも。
  • エンジンオイル、オイルフィルター:車検と同時に交換する人も多いですね。
  • エアフィルター
  • プラグ

これらの部品代と交換工賃が、基本料金に「追加」されるため、総額が跳ね上がるわけです。

同時作業で工賃を節約できるかも?

賢いやり方として、作業が重複する整備をまとめて依頼することで、工賃を節約できる可能性があります。

例えば、「リアタイヤ交換」「リアブレーキシュー交換」「リアスプロケット交換」は、すべてリアホイールを外す作業が伴います。

もしこれらの交換時期が近いなら、バラバラに3回頼むよりも、車検のタイミングでまとめて作業をお願いすると、ホイールを外す工賃が1回分で済み、トータルの工賃が安くなる可能性があります。(※お店の料金体系によります)

一時的に総額は上がりますが、長い目で見ると合理的な選択かもしれませんね。

見積もりと安い車検の注意点

見積もりと安い車検の注意点

ツーホイールズライフ

車検費用を考える上で、私が一番大事だと思うのは、「事前に複数の業者から見積もりを取って、内容を比較すること」です。

そして、その見積もりを比較するとき、「総額の安さ」だけで選ぶのはちょっと危険かもしれません。

「安い」には必ず理由がある

例えば、A店(ディーラー)は7万円、B店(格安車検)は4.5万円だったとします。この2.5万円の差はどこから来るのでしょうか?

B店が安い理由は、もしかすると点検項目が「法定点検56項目」のみの、本当に最低限のプラン(いわゆる"通すだけ車検")だからかもしれません。その場は安く済みますが、点検されていない部分が車検の半年後に壊れて、結局高くつく可能性もあります。

一方、A店はYSPや2りんかんの「しっかり車検」のように、100項目以上を点検し、ステムベアリングのがたつきやスイングアームのグリスアップなど、将来的な不具合の芽を早期発見してくれる内容かもしれません。

単純な金額比較ではなく、「その料金に、どんな整備内容(点検項目数)が含まれているのか」、そして「追加整備が必要になった場合の工賃はいくらか」をしっかり見極めることが大切ですね。

SR400の車検費用を最適化するコツの総まとめ

最後に、SR400の車検費用を賢く管理するためのコツを、私なりにまとめてみます。

割引制度をフル活用する

これは基本ですが、効果が大きいです。2りんかんの例にもあったように、「早割(早期予約割引)」を活用するのは手軽で効果的。3ヶ月前に予約するだけで3,000円引きになるなら、使わない手はないですよね。他にもWeb予約割や、平日入庫割などがあるかもしれません。計画的に予約を入れましょう。

整備のタイミングを計画する

普段からSRの状態を気にかけて、「そろそろタイヤが危ないな」「チェーンの張りが限界かも」と把握しておくことが大事です。「次の車検の時に、タイヤとチェーンとスプロケをまとめて替えよう」といったように、追加整備のタイミングと予算をあらかじめ計画しておくと、当日の請求書に驚かなくて済みます。

逆に、費用を分散させたいなら「車検時は最低限にして、タイヤ交換は半年後に自分でやろう」という計画もアリですね。

信頼できる「かかりつけ医」を見つける

結局のところ、整備内容と費用のバランスについて、納得できる説明をしてくれる信頼できるお店(かかりつけ医)を見つけるのが、SRと長く付き合っていく上で一番の「最適化」かもしれません。

ディーラーの絶対的な安心感を取るか、用品店の手軽さとプランの自由度を取るか、専門店の深い知識を頼るか、はたまたユーザー車検でコストを最小化しつつ自分のスキルアップを楽しむか…

ご自身のSRとの付き合い方や、整備にかけられる時間・スキルに合わせて、最適な選択をしたいですね。

【重要】必ず見積もりを取得してください

この記事で紹介した費用や料金プランは、あくまで私「S」が調査した時点での一般的な目安です。お乗りのSR400の状態(年式、走行距離、カスタムの有無)、お住まいの地域、または依頼する時期によって、料金は必ず変動します。

正確な費用については、必ずお近くのバイクショップやディーラーで事前に見積もりを取得し、整備内容を確認してください。

また、整備に関する最終的な判断は、ご自身の責任において、信頼できる専門家にご相談されることを強くお勧めします。

以上、ツーホイールズライフの「S」でした。

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