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CBR650R 2025年モデルの全て!価格・納期・違いを解説

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CBR650R 2025年モデルの全て!価格・納期・違いを解説

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CBR650R 2025年モデルの購入を検討しているものの、納期はどのくらいかかるのか、また年式による違いがよくわからない、と悩んでいませんか。一部では不人気だという声も聞かれますが、実際のところはどうなのでしょうか。さらに、待望のCBR650R 2026年モデルの情報も気になるところです。

この記事では、そうした疑問に多角的な視点からお答えします。ホワイトのカラーはあるのか、フルパワー化はできるのか、といった具体的なカスタムの可能性から、Eクラッチ搭載車の中古相場や、中古車をレッドバロンで探す際のポイントまで、購入前に知っておきたい情報を網羅的に解説していきます。

記事のポイント

  • CBR650Rの2025年モデルと過去モデルとの違い
  • スペック、燃費、カラーバリエーションの詳細
  • 新車・中古車の価格相場や納期に関する情報
  • 購入前に知っておきたいメリット・デメリット

CBR650R 2025年モデルのスペックと特徴

CBR650R 2025年モデルのスペックと特徴

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  • 年式による違いを比較
  • 主要スペックと燃費情報
  • ホワイトカラーはある?
  • 不人気という噂の真相
  • フルパワー化は可能か
  • 2026年モデルの最新情報

年式による違いを比較

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CBR650Rは、前身モデルであるCBR650Fから2019年にフルモデルチェンジを果たして以来、マイナーチェンジを重ねながら熟成と進化を続けています。特に、購入を検討する上で重要な分岐点となるのが2024年モデルでの大幅なアップデートです。年式ごとの特徴を深く理解することで、ご自身の予算や使い方に最適な一台を見つけることができるでしょう。

2024年のマイナーチェンジは、単なる色変更にとどまらず、外装デザインの全面刷新と世界初の新技術導入という、フルモデルチェンジに匹敵する内容でした。この変更を境に、バイクの性格や利便性が大きく向上したと言えますね。

ここでは、主要な年式ごとの変更点を時系列で詳しく見ていきましょう。

年式主な変更点・特徴
2019年モデル・ツーリング志向だったCBR650Fから、よりスポーティな「R」へとコンセプトを変更して新登場。

・当時のフラッグシップモデルCBR1000RR(SC77)のデザイン言語を取り入れ、シャープで攻撃的なスタイリングを実現。

・足回りも大幅に強化され、倒立フロントフォークラジアルマウントブレーキキャリパーを新採用。アシスト&スリッパークラッチも装備し、スポーツ走行の質を高めました。

2021年モデル・フロントフォークに、より高性能なSHOWA製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を採用。路面追従性と乗り心地がさらに向上しました。

・メーターパネルの液晶表示の角度や文字サイズが見直され、日中の視認性が改善。

・シート下にUSB Type-Cソケットが標準装備となり、スマートフォンの充電など利便性が高まりました。

2023年モデル・国内の新たな排ガス規制である「平成32年(令和2年)排出ガス規制」に適合。環境性能を高めました。

・この年式では、スペックや装備、カラーリングに大きな変更はありませんでした。

2024年/2025年モデル外装デザインを全面的に刷新。LEDヘッドライトはよりコンパクトで鋭いデザインとなり、サイドカウルからテールカウルに至るまで、流れるような一体感のあるスタイリングへと進化。

・世界で初めて、クラッチ操作を自動制御するHonda E-Clutch(ホンダイークラッチ)を搭載したモデルを追加設定。

・メーターには、5インチフルカラーTFTディスプレイを新採用。スマートフォンと連携させる「Honda RoadSync」に対応し、ナビの音声案内や音楽再生の操作が可能になりました。

上記の通り、2024年以降のモデルは、利便性と先進性においてそれ以前のモデルを大きくリードしています。特に、渋滞路や市街地走行での疲労を劇的に軽減するE-Clutchの存在は、CBR650Rの魅力を新たな次元へと引き上げました。中古車を探す際には、「最新のデザインと機能性を取るか」「熟成された前期・中期モデルを手頃な価格で手に入れるか」という点が、大きな判断基準となりそうです。

主要スペックと燃費情報

主要スペックと燃費情報

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CBR650Rが多くのライダーから支持される根源的な魅力は、ミドルクラスならではの扱いやすい車体サイズと、官能的な吹け上がりを楽しめる直列4気筒エンジンとの絶妙なパッケージングにあります。その性能は、タイトな峠道から広大な高速道路まで、あらゆるステージでライダーを満足させてくれるでしょう。

ここでは、2025年モデルの主要スペックを改めて確認し、それぞれの数値が持つ意味を掘り下げていきます。

型式8BL-RH17
全長×全幅×全高2,120mm × 750mm × 1,145mm
シート高810mm
車両重量209kg【E-Clutch: 211kg】
エンジン種類水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量648cm³
最高出力70kW (95PS) / 12,000rpm
最大トルク63N・m (6.4kgf・m) / 9,500rpm
燃料タンク容量15L
燃費(WMTCモード値)21.5km/L【E-Clutch: 21.3km/L】(クラス 3-2)
タイヤサイズ(前/後)120/70ZR17M/C / 180/55ZR17M/C

(参照:本田技研工業株式会社 公式サイト)

スペックから読み解くCBR650Rのキャラクター

最高出力95PSは、12,000rpmという高回転で発生します。これは、エンジンを回せば回すほどパワーが盛り上がる、4気筒エンジンならではの刺激的な特性を示しています。一方で、最大トルクは9,500rpmで発生し、低中回転域でも十分な駆動力を確保しているため、街中でもギクシャクすることなくスムーズに走行可能です。

シート高の810mmという数値だけを見ると少し高く感じるかもしれませんが、エンジン周りやシート前方が絞り込まれているため、実際の足つき性は良好です。車両重量209kg(E-Clutch: 211kg)は、このクラスとしては標準的ですが、重心バランスが優れているため、取り回しで過度な重さを感じることは少ないでしょう。

燃費は、国際的な基準であるWMTCモード値21.5km/L。燃料タンク容量が15Lなので、計算上の航続可能距離は約322kmとなります。ツーリングでも給油の心配をせずに走りを楽しめる、十分な数値を確保しています。

ホワイトカラーはある?

ホワイトカラーはある?

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モーターサイクルのカラーリングは、ライダーの個性を表現し、所有する喜びを深めるための非常に大切な要素です。特にスポーティーなモデルにおいては、レーシングマシンを彷彿とさせるクリーンなホワイト系のカラーを求めるファンは少なくありません。

しかし、結論から申し上げますと、2025年11月現在、日本国内でホンダから正規に販売されているCBR650Rの現行ラインナップに、ホワイト系のカラーは設定されていません。

現在の国内向け2025年モデルで選択できるカラーは、以下の2色です。

カラー名仕様特徴
グランプリレッドE-Clutch / MTホンダのレーシングスピリットを象徴する鮮やかなトリコロールカラー。最もCBRらしいスポーティーさを主張する定番色です。
マットバリスティックブラックメタリックE-Clutch / MT全体をマットブラックで統一し、都会的で引き締まった印象を与えるカラー。マシンの造形美を際立たせます。

ホワイトを手に入れるための選択肢は?

どうしてもホワイトのCBR650Rに乗りたい場合、いくつかの方法が考えられます。一つは、中古車市場で過去の海外向けモデルを探すことです。一部の国や年式では「パールグレアホワイト」といったカラーが設定されていました。ただし、並行輸入車は国内正規ディーラーでの保証やサポートが受けられない場合があるため、購入には十分な知識と注意が必要です。

もう一つの方法は、カスタムペイント(オールペン)です。費用はかかりますが、自分だけのオリジナルカラーを実現できるという大きな魅力があります。信頼できるカスタムショップに相談してみるのも良いでしょう。

不人気という噂の真相

不人気という噂の真相

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ウェブサイトの掲示板やSNSを眺めていると、稀に「CBR650Rは不人気」や「立ち位置が中途半端」といったネガティブな意見を目にすることがあります。購入を検討している方にとっては、非常に気になる点だと思いますが、この噂は果たして事実なのでしょうか。

このような評価が生まれる背景には、CBR650Rが持つ特有のキャラクターが関係しています。

  • 兄貴分「CBR600RR」との比較:サーキットでの速さを追求したピュアスポーツであるCBR600RRと比較すると、ポジションの楽さやエンジンの扱いやすさから「マイルドだ」と評価されることがあります。
  • 価格帯:同じミドルクラスでも、2気筒エンジンを搭載するヤマハのYZF-R7やカワサキのNinja 650などと比較すると、4気筒エンジンを搭載する分、価格は高めに設定されています。
  • コンセプト:「F」から「R」へとスポーティーな方向に舵を切りましたが、ツーリングも快適にこなせる万能性を持っているため、「特化型ではない」と見なされることがあります。

確かに、特定の目的に特化したバイクを求めるユーザーから見れば、CBR650Rは器用貧乏に映るかもしれません。しかし、「不人気」というのは事実とは異なり、むしろその絶妙なバランス感覚が多くのライダーに受け入れられ、実際には高い人気を誇るモデルです。

データで見るCBR650Rの人気

バイク業界の販売動向を伝える二輪車新聞の報道によると、CBR650R(兄弟車のCB650Rを含む)は、401~750ccクラスの販売台数ランキングで常に上位にランクインする常連です。この事実は、特定のユーザーだけでなく、幅広い層から安定した支持を得ていることの何よりの証明と言えるでしょう。

人気の理由は、「スーパースポーツの刺激」「日常の使いやすさ」という、相反する要素を見事に両立させている点にあります。高回転まで回せば4気筒ならではの高揚感を味わえ、街中ではフレンドリーな特性でライダーを疲れさせない。この「丁度よさ」こそが、CBR650Rが多くのライダーに選ばれ続ける最大の理由なのです。

フルパワー化は可能か

フルパワー化は可能か

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「バイクが持つポテンシャルを100%引き出したい」という探求心は、多くのライダーが抱く自然な欲求です。CBR650Rはグローバルに展開されるモデルであるため、「日本仕様はデチューンされているのではないか?」「フルパワー化できるのでは?」という期待が持たれるのも当然のことでしょう。

しかし、まず大前提として知っておくべき重要な事実があります。それは、CBR650Rの日本国内仕様(最高出力95PS)は、主要な販売地域である欧州仕様と基本的に同等のスペックであるということです。かつての国内自主規制時代のように、日本仕様だけが大幅にパワーを抑制されている、ということは現代のモデルにはありません。

その上で、ECU(エンジンコントロールユニット)のセッティング変更や、より抜けの良い社外マフラーへの交換などによって、数馬力程度の出力を上乗せすることは技術的には可能です。しかし、この種のカスタムには、性能向上のメリットを上回る可能性のある、複数の注意点とリスクが伴います。

フルパワー化に伴う具体的なリスクとデメリット

  • メーカー保証の失効:エンジンや燃料供給系に手を入れることは、メーカーが定める保証規定から逸脱する行為です。カスタム後に発生したエンジントラブルは、たとえカスタムと直接の因果関係がなくても、保証修理を断られる可能性が極めて高くなります。
  • コンプライアンス違反の可能性:社外マフラーへの交換により、道路運送車両法で定められた騒音規制値や排出ガス規制値をクリアできなくなり、車検に通らなくなる、あるいは整備不良として取り締まりの対象になる恐れがあります。
  • 走行性能バランスの悪化:メーカーは、エンジン特性、車体剛性、サスペンション設定など、あらゆる要素をトータルでバランスさせて車両を開発しています。一部の性能だけを突出させると、低速トルクがスカスカになって街で乗りにくくなったり、燃費が大幅に悪化したりするなど、全体のバランスが崩れる可能性があります。
  • 専門知識と高額な費用:ECUの書き換えなどは高度な専門知識と専用機材を必要とします。信頼できるショップに依頼する必要があり、工賃を含めると決して安価ではない費用がかかります。

ノーマルの95PSという出力は、日本の公道で安全に楽しむには十分すぎるほどの性能です。フルパワー化を検討する際は、これらのリスクを冷静に天秤にかけ、メリットが本当に上回るのかを慎重に判断する必要があります。

2026年モデルの最新情報

2026年モデルの最新情報

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購入を考えているモデルの次期型がすぐに発表されたら…というのは、誰しもが避けたい事態です。2025年モデルを検討している方にとって、2026年モデルの動向は最大の関心事の一つでしょう。

2025年10月、ホンダの欧州法人は、CBR650RおよびCB650Rの2026年モデルを発表しました。これにより、次期モデルの概要が明らかになっています。

結論としては、2026年モデルの変更点はカラーバリエーションの刷新がメインとなります。

フルカウルモデルのCBR650Rでは、好評の「グランプリレッド・トリコロール」は継続色としてラインナップに残ります。それに加え、新たに「Mat Gunpowder Black Metallic with yellow accent(マットガンパウダーブラックメタリック・イエローアクセント)」が追加されました。これは、従来のマットブラックをベースに、シュラウドやテールカウルに鮮やかな蛍光イエローの差し色を加えたもので、よりモダンでストリートファイター的な雰囲気を強調したカラーリングです。

一方で、エンジン性能、車体構成、そしてE-ClutchやTFTメーターといった電子装備については、2024/2025年モデルから変更はないとアナウンスされています。つまり、2026年モデルは、メカニズム的には現行モデルと同一の、いわゆるイヤーモデル(カラーチェンジモデル)ということになります。

この新色が日本市場に導入されるかはまだ正式発表されていませんが、これまでのホンダの販売戦略から考えると、導入される可能性は非常に高いでしょう。もしこの新色が気に入ったのであれば、少し待ってみるのも一つの手です。一方で、現行のカラーが好みであれば、在庫があるうちに2025年モデルを押さえるのが賢明な判断と言えそうです。

CBR650R 2025年モデルの購入ガイド

CBR650R 2025年モデルの購入ガイド

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  • 新車とオプションの価格
  • 2025年モデルの納期
  • Eクラッチ搭載車の中古相場
  • 中古はレッドバロンにある?
  • まとめ:CCBR650R 2025年モデルの全て!価格・納期・違いを解説

新車とオプションの価格

新車とオプションの価格

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CBR650R 2025年モデルを手に入れるための総費用を考える上で、まずは車両本体の価格を把握することがスタート地点となります。価格は、革新的なE-Clutchを搭載するか、従来ながらのMT(マニュアルトランスミッション)を選択するかで異なります。

車両本体価格(メーカー希望小売価格・税込)

  • MT(マニュアルトランスミッション)仕様: 1,100,000円
  • Honda E-Clutch仕様: 1,155,000円

その差額は55,000円。この価格差で、発進・停止・変速時のクラッチレバー操作から一切解放されるという、次世代のライディング体験が手に入ります。特に、渋滞の多い都市部での走行や、長距離ツーリングでの疲労軽減効果は絶大で、価格以上の価値を感じるユーザーも多いでしょう。

しかし、実際に公道を走り出すためには、車両本体価格以外にも様々な諸費用が必要です。

乗り出し価格に含まれる主な諸費用

  • 税金:自動車重量税
  • 保険料:自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
  • 登録費用:検査登録手続き代行費用、ナンバープレート代など
  • 納車整備費用:販売店が車両を安全な状態に整備するための費用

これらの費用は販売店によって異なりますが、一般的に車両価格の10%前後が目安となります。

さらに、多くのライダーは納車と同時に好みのオプションパーツを装着します。CBR650Rには、その魅力をさらに高めるための純正オプションが豊富に用意されています。

主な純正オプションパーツとおすすめの組み合わせ(税込・工賃別途)

オプションパーツ名価格こんなライダーにおすすめ
クイックシフター24,640円クラッチ操作なしでシフトアップが可能に。スポーツ走行をより楽しみたいMT仕様のオーナーに必須のアイテムです。
シングルシートカウル26,070円タンデムシートと交換することで、よりレーシーで引き締まったリアビューを演出。スタイリングを重視する方におすすめ。
スポーツ・グリップヒーター23,100円冬場のライディングや早朝・夜間の冷え込みから指先を守ります。ツーリングメインの方や年間を通して乗る方には非常に有効です。
ハイウインドスクリーン(スモーク)22,770円ノーマルより高さを増し、走行風によるライダーへの負担を軽減。高速道路を多用するロングツーリングで効果を発揮します。

例えば、MT仕様(110万円)にクイックシフターとシングルシートカウルを追加し、諸費用を約10万円と仮定すると、乗り出し価格の合計はおおよそ125万円程度が一つの目安となるでしょう。購入計画を立てる際は、これらの費用も念頭に置くことが重要です。

2025年モデルの納期

2025年モデルの納期

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購入するモデルを決め、予算の目処もついたら、次に立ちはだかるのが「納期」という現実的な問題です。特に近年は、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱、さらには円安の影響など、バイク業界全体で生産と供給が不安定な状況が続いています。

CBR650R 2025年モデルも例外ではなく、その納期は注文する販売店の状況、選択するカラーや仕様(MTかE-Clutchか)、そして注文を入れるタイミングによって、数週間から半年以上と大きく変動するのが実情です。

特に、登場以来高い人気を誇るE-Clutch仕様や、定番カラーであるグランプリレッドは注文が集中する傾向にあり、MT仕様やブラックに比べて納期が長くなる可能性があります。

一日でも早く手に入れるための具体的なアクション

「とにかく早く乗りたい!」という方は、以下の方法を試してみる価値があります。

  1. 複数の正規ディーラーに問い合わせる:納期は、各ディーラーが持つメーカーへの発注枠や、見込みで発注している在庫の有無に大きく左右されます。近隣のHonda Dream店だけでなく、少しエリアを広げて複数の店舗に電話や訪問で納期を確認しましょう。「A店では半年待ちと言われたが、B店では2ヶ月で納車可能だった」というケースは珍しくありません。
  2. キャンセル待ちを申し出る:注文したものの、何らかの事情でキャンセルする顧客もいます。キャンセルが出た車両を回してもらえるように、販売店に依頼しておくのも有効な手段です。
  3. 仕様やカラーの希望を広げる:もし第二希望、第三希望のカラーや仕様があるなら、そちらの方が早く納車できるか確認してみましょう。こだわりを少し緩めることで、劇的に納期が短縮されることがあります。

Eクラッチ搭載車の中古相場

Eクラッチ搭載車の中古相場

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「新車の価格には少し手が届かないけれど、話題のE-Clutchにはぜひ乗ってみたい」「長期間の納車待ちは避けたい」そう考える方にとって、中古車市場は非常に魅力的な選択肢となります。E-Clutch搭載モデルは2024年に登場したばかりの高年式モデルですが、既に中古市場にも一定数が流通し始めています。

2025年11月現在、大手中古車情報サイトで確認できるCBR650R E-Clutch搭載モデルの価格相場は、以下の通りです。

中古車価格帯:約100万円~120万円

新車価格が115.5万円であることを考えると、価格的なメリットは小さいように感じるかもしれません。しかし、ここには見落としがちなポイントがあります。それは、新車購入時に必須となる諸費用(約10万円前後)が中古車価格には含まれている(あるいは割安になる)点と、何より即納が可能である点です。総合的に見れば、状態の良い中古車は新車に勝るとも劣らないコストパフォーマンスを発揮する可能性があるのです。

E-Clutch搭載中古車を選ぶ際の最重要チェックポイント

E-Clutchは、モーターやギアを駆使してクラッチ操作を自動化する精密な電子制御ユニットです。そのため、中古車を選ぶ際には特に丁寧な状態確認が求められます。

  • 転倒歴の有無:E-Clutchの主要ユニットは、車体右側のクランクケースカバー上部に装着されています。立ちゴケを含む転倒によってこの部分にダメージを受けると、ユニットの作動に支障をきたす恐れがあります。クランクケースカバーやエンジンガード周辺に不自然な傷や修復跡がないか、重点的にチェックしましょう。
  • 作動確認:可能であれば、必ず試乗させてもらいましょう。発進、変速(シフトアップ・ダウン)、停止の一連の動作で、E-Clutchがスムーズに作動するか、異音やショックが過大でないかを確認します。
  • 保証の有無:万が一のトラブルに備え、販売店独自の保証が付帯している車両を選ぶことを強く推奨します。保証期間や内容もしっかりと確認しましょう。

中古はレッドバロンにある?

中古はレッドバロンにある?

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中古バイクを探す上で、国内最大級の販売網と在庫数を誇る「レッドバロン」は、多くの方がまず最初に検討する選択肢の一つではないでしょうか。その答えは明確です。

もちろん、レッドバロンでもCBR650Rの中古車を数多く取り扱っています。

レッドバロン最大の強みは、その圧倒的なネットワーク力にあります。公式ウェブサイトに搭載されている「在庫検索システム」を利用すれば、自宅にいながら全国約300店舗の在庫の中から、希望の年式やカラー、走行距離のCBR650Rを瞬時に探し出すことが可能です。もしお目当ての一台が遠方の店舗にあっても、最寄りの店舗まで取り寄せて商談・購入することができる「店舗間在庫移動システム」も完備しています(※別途輸送費が必要)。

レッドバロンで購入する4つの大きなメリット

  1. 品質への信頼性(譲渡車検):レッドバロンで販売される中古車は、法律で定められた項目だけでなく、独自の厳しい基準に基づいた点検・整備(譲渡車検)が実施されています。車両の状態が詳細に開示されるため、安心して選ぶことができます。
  2. 充実のアフター保証:購入車両には、年式や走行距離に応じた保証が付帯します。さらに有償で保証期間を延長することも可能で、購入後の予期せぬトラブルに対する不安を軽減できます。
  3. ツーリング先での安心感(全国直営サービス網):旅先で万が一のトラブルが発生しても、全国どこのレッドバロンでも直営店ならではの均一で高品質なサービスを受けられます。これは他の中古車販売店にはない、大きなアドバンテージです。
  4. 維持費を抑える「オイルリザーブシステム」:購入時に一定量のエンジンオイルをまとめて購入・キープしておくことで、オイル交換時の工賃が無料(もしくは割引)になる独自の会員制サービスです。定期的なメンテナンスコストを大幅に節約できます。

購入後のバイクライフまで見据えた手厚いサポート体制は、特に初めて大型バイクを購入する方や、メンテナンスに不安がある方にとって、何物にも代えがたい安心感を与えてくれるでしょう。

まとめ:CBR650R 2025年モデルの全て!価格・納期・違いを解説

ここまで、CBR650R 2025年モデルについて、スペック、年式の違い、価格、納期、そして中古車情報まで、あらゆる角度から詳細に解説してきました。最後に、この記事の重要なポイントをリスト形式で振り返り、CBR650Rがどのようなライダーにとって「買い」なのかを総括します。

  • CBR650Rは2024年モデルで外装デザインと電子装備を大幅に刷新
  • 2025年モデルは2024年モデルの仕様をそのまま引き継いでいる
  • 革新的なHonda E-Clutchは渋滞やツーリングでの疲労を劇的に軽減する
  • 5インチフルカラーTFTメーターはスマートフォン連携で利便性が高い
  • 95PSを発揮する直列4気筒エンジンは高回転の刺激と中低速の扱いやすさを両立
  • 現行の国内正規モデルにホワイトのカラーバリエーションは存在しない
  • 「不人気」は誤解であり販売台数も多く幅広い層から支持される人気モデル
  • 日本仕様は欧州仕様と同等のスペックであり安易なフルパワー化はリスクが高い
  • 2026年の欧州モデルではイエローアクセントの新色ブラックが発表されている
  • 新車の乗り出し価格は諸費用やオプションを含め120万円から130万円が目安
  • 新車の納期は不安定なため複数の正規ディーラーへの確認が不可欠
  • E-Clutch搭載中古車の相場は100万円から120万円で納期が早いメリットがある
  • レッドバロンなどの大手販売店は豊富な在庫と手厚い保証が魅力
  • CBR650Rはスーパースポーツのスタイルに憧れつつも日常の快適性も犠牲にしたくないライダーに最適
  • 初めての大型バイクからベテランの乗り換えまで満足させる懐の深さを持つ一台

 

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