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GB350の維持費はいくら?車検費用や税金を徹底解説

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GB350の維持費はいくら?車検費用や税金を徹底解説

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クラシカルなデザインと心地よい鼓動感で人気のホンダ GB350。その魅力に惹かれ、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、バイクライフを楽しむ上で避けて通れないのが「維持費」です。特にGB350は250ccを超えるため、そもそも車検あるのか、あるとすれば車検費用はいくらかかるのか、という点は大きな関心事だと思います。

一般的な350ccクラスの車検費用との比較や、安心感のあるホンダドリームの車検費用、あるいは他のディーラーで受けた場合の料金、さらにはコストを抑えられるユーザー車検についてなど、知りたいことはたくさんありますよね。この記事では、そんなGB350の維持費に関するあらゆる疑問を、一つひとつ丁寧に解消していきます。

記事のポイント

  • GB350の維持費(税金・保険・メンテナンス費)の具体的な内訳
  • ディーラー車検とユーザー車検の費用とメリット・デメリット
  • 年間走行距離に応じたリアルなトータルコストの目安
  • 維持費を賢く抑えるための具体的なポイント

GB350の維持費はいくら?内訳を徹底解説

GB350の維持費はいくら?内訳を徹底解説

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  • そもそもGB350に車検ある?
  • 排気量と税金・保険料
  • 走行距離で見るガソリン代の目安
  • 定期的にかかるメンテナンス費用

そもそもGB350に車検ある?

そもそもGB350に車検ある?

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結論から言うと、GB350には車検があります。日本の道路運送車両法では、バイクは排気量によって区分されており、それぞれ登録や検査の義務が異なります。

GB350の排気量は348ccです。この排気量は「小型二輪自動車(250cc超)」という区分に分類されます。そして、この小型二輪自動車は、新車登録から3年後、以降は2年ごとに車検(自動車検査登録制度)を受けることが法律で義務付けられています。

バイクの排気量区分と車検の有無

  • 原付(~125cc):車検なし
  • 軽二輪自動車(126cc~250cc):車検なし
  • 小型二輪自動車(250cc超~)車検あり

「250ccのバイクは車検がなくて維持費が安い」とよく言われますが、GB350はその区分より一つ上になるため、定期的な車検が必須となる点をまず理解しておくことが重要です。車検には当然ながら費用がかかるため、年間の維持費を考える上で大きな要素の一つとなります。

排気量と税金・保険料

排気量と税金・保険料

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GB350を所有する上で、必ず支払わなければならない法定費用が「税金」と「保険料」です。これらは車検の有無にかかわらず、バイクの所有者に課される義務であり、維持費の基本となります。

必ずかかる税金(軽自動車税・自動車重量税)

GB350にかかる税金は主に2種類です。

税金の種類 金額 支払い時期
軽自動車税(種別割) 年間6,000円 毎年4月1日時点の所有者に課税(5月に納付書が届く)
自動車重量税 年間1,900円 新車登録時に3年分(5,700円)、以降は車検ごとに2年分(3,800円)をまとめて納付

軽自動車税は毎年支払う必要がありますが、自動車重量税は車検のタイミングでまとめて支払うのが一般的です。そのため、車検のない年には請求が来ませんが、維持費として毎月積み立てておくと安心でしょう。

加入が義務付けられている自賠責保険

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、交通事故の被害者救済を目的とした強制保険であり、すべてのバイクに加入が義務付けられています。

こちらも車検時に次の車検満了期間までをカバーする形で加入するのが一般的です。料金は期間によって異なり、長期で契約するほど1年あたりの保険料は安くなります。

自賠責保険料の例(小型二輪自動車)

(2023年4月1日以降の保険料)

  • 24ヶ月契約:8,760円(1年あたり4,380円)
  • 25ヶ月契約:8,910円(車検時の加入で一般的)
  • 36ヶ月契約:12,450円(新車購入時など)

(参照:国土交通省 自動車総合安全情報)

車検と同時に25ヶ月で契約することが多いですが、新車購入時は37ヶ月で契約することも可能です。これも維持費の計算に入れておくべき重要な項目です。

備えておきたい任意保険

自賠責保険は対人賠償のみ、かつ補償額に上限があります。運転者自身のケガやバイクの修理代、物損事故などは補償されません。そのため、万が一の事態に備えて任意保険に加入することが強く推奨されます。

任意保険料は、運転者の年齢、等級(無事故割引)、補償内容、車両保険の有無などによって大きく変動します。

任意保険料の目安

あくまで目安ですが、年齢や条件によって年間数万円から十数万円と幅が広くなります。

  • 20代(新規加入):年間 60,000円~120,000円程度
  • 30代以降(等級が進んでいる場合):年間 20,000円~40,000円程度

複数の保険会社から見積もりを取り、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

走行距離で見るガソリン代の目安

走行距離で見るガソリン代の目安

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バイクの維持費の中で、乗り方によって最も大きく変動するのがガソリン代です。GB350は燃費が良いことでも知られていますが、実際にどれくらいかかるのかシミュレーションしてみましょう。

GB350のカタログ燃費(WMTCモード値)は41.0km/Lと非常に優秀です。(参照:Honda公式サイト
ただし、実際の燃費は走行状況(市街地、郊外、高速道路など)によって変わるため、ここでは少し控えめに実燃費を35.0km/Lと仮定します。また、ガソリン価格を170円/Lとして計算します。

年間走行距離 必要なガソリン量 年間のガソリン代
3,000km 約86L 約14,620円
5,000km 約143L 約24,310円
10,000km 約286L 約48,620円

週末のツーリングがメインの方であれば年間5,000km前後、通勤・通学でも使用する方であれば10,000kmを超える場合もあるでしょう。ご自身のバイクの使い方をイメージして、年間のガソリン代を計算に入れておくことが大切です。

定期的にかかるメンテナンス費用

定期的にかかるメンテナンス費用

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法定費用やガソリン代の他に、バイクのコンディションを良好に保つためのメンテナンス費用も維持費の重要な一部です。特に安全に関わる部分は、定期的なチェックと交換が欠かせません。

エンジンオイル交換

バイクの心臓部であるエンジンを守るために、エンジンオイルの交換は最も重要なメンテナンスと言えます。
メーカーは「3,000km~5,000km走行ごと、または半年に1回」を交換の目安として推奨していることが多いです。

費用は、使用するオイルの種類やお店に依頼するかどうかで変わりますが、1回あたり3,000円~6,000円程度が相場です。GB350は単気筒で必要なオイル量も比較的少ないため、費用は抑えやすい部類に入ります。

オイル交換を自分でやれば部品代だけで済みますが、廃油の処理など手間もかかるので、最初はバイクショップにお願いするのが安心ですね。

タイヤ交換

タイヤは走行性能と安全性に直結する重要な消耗品です。走行距離や走り方にもよりますが、一般的に10,000km~15,000kmが交換時期の目安とされています。

タイヤの溝が法律で定められた基準(スリップサインが出ている状態)より浅くなっていると、車検に通りません。そのため、車検のタイミングで交換が必要になるケースも多いです。

費用はタイヤ本体の価格と交換工賃を合わせて、前後輪で30,000円~50,000円程度を見ておくと良いでしょう。これも維持費の中では大きな出費となるため、計画的な準備が必要です。

他にもブレーキパッドやチェーン、スプロケット、バッテリーなど、走行に応じて様々な消耗品の交換が必要になります。これらの費用も念頭に置いておきましょう。

GB350の維持費を抑える車検費用の知識

GB350の維持費を抑える車検費用の知識

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  • 車検費用の一般的な相場
  • 350ccクラスの車検費用と比較
  • ホンダドリームの車検費用はどのくらい?
  • ディーラーで受ける車検費用
  • コストを抑えるユーザー車検
  • タイヤ交換も車検費用に関わる重要項目
  • まとめ:GB350の維持費はいくら?車検費用や税金を徹底解説

車検費用の一般的な相場

車検費用の一般的な相場

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GB350の維持費の中でも特に気になるのが車検費用でしょう。車検費用は、大きく分けて「法定費用」と「車検基本料・整備費用」の2つで構成されています。

車検費用の内訳

  • 法定費用:どこで車検を受けても一律でかかる費用。(自動車重量税、自賠責保険料、印紙代)
  • 車検基本料・整備費用:お店に支払う手数料や整備・部品交換にかかる費用。

法定費用は前述の通り、自動車重量税(2年分3,800円)、自賠責保険料(24ヶ月8,760円)、印紙代(1,700円程度)を合わせて約14,000円~15,000円です。

これに、お店ごとの車検基本料や整備費用が加わります。バイクの状態が良く、特に部品交換が必要なければ、車検費用の総額は40,000円~70,000円程度が一般的な相場と言えるでしょう。

350ccクラスの車検費用と比較

350ccクラスの車検費用と比較

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GB350の車検費用は、他のバイクと比較して高いのでしょうか、それとも安いのでしょうか。結論から言うと、GB350の車検費用は400ccクラスのバイクとほぼ同等です。

法定費用(重量税、自賠責保険料)は、251cc以上のバイクであれば排気量による違いはありません。そのため、400ccのバイクでも1,000ccの大型バイクでも、法定費用は同じです。

違いが出るとすれば、整備費用や部品代です。GB350は構造が比較的シンプルで、国産の定番モデルであるため部品も入手しやすく、多気筒エンジンや特殊な構造を持つバイクに比べて整備費用は安く済む傾向にあります。

つまり、車検があるバイクの中では、GB350は比較的リーズナブルに維持できるモデルと言えますね!

ホンダドリームの車検費用はどのくらい?

ホンダドリームの車検費用はどのくらい?

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新車で購入した場合、多くの人がお世話になるのが正規ディーラーである「ホンダドリーム」です。ホンダドリームで車検を受ける最大のメリットは、何と言っても専門知識と安心感でしょう。

ホンダドリームの車検は、GB350を熟知した専門の整備士が担当し、ホンダ純正部品を使用して整備を行ってくれます。独自の保証延長制度や点検パックなども用意されており、質の高いサービスが期待できます。

ホンダドリーム車検のメリット

  • GB350に精通した整備士による確実な整備
  • 純正部品使用による安心感
  • 店舗独自の保証やサービスの提供
  • 整備記録が残り、将来の売却時に有利になる可能性

費用については、一般的なバイクショップと比較するとやや高めに設定されていることが多いです。料金プランは店舗や整備内容によって異なりますが、基本的な車検で60,000円~80,000円程度を見ておくと良いかもしれません。ただし、この価格にはディーラーならではの安心と信頼が含まれていると考えることができます。

ディーラーで受ける車検費用

ディーラーで受ける車検費用

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ホンダドリーム以外のバイクディーラーや、全国チェーンのバイク用品店などでも車検を受けることができます。これらの店舗で受けるGB350の車検費用や特徴はどうでしょうか。

ホンダドリーム以外のディーラーや大手バイク用品店は、価格競争力がある場合が多いです。独自の割引キャンペーンや、複数の料金プランを用意していることもあり、ホンダドリームよりも費用を抑えられる可能性があります。

一方で、整備士のスキルや知識は店舗によって差があるかもしれません。もちろん、多くの店舗で高い技術力を持っていますが、GB350のような特定の車種に関する知見は正規ディーラーに分がある場合もあります。

メリットとデメリットを理解した上で、信頼できるお店を選ぶことが重要です。口コミを調べたり、実際に見積もりを取ってお店の対応を確認したりするのも良い方法です。

コストを抑えるユーザー車検

コストを抑えるユーザー車検

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「とにかく維持費を安くしたい!」という方には、「ユーザー車検」という選択肢があります。これは、バイクの所有者自身が運輸支局などに車両を持ち込み、検査コースを通して車検をクリアする方法です。

ユーザー車検の最大のメリットは、費用を劇的に抑えられる点です。お店に支払う車検基本料や代行手数料がかからないため、必要な費用は法定費用(約14,000円~15,000円)のみ。つまり、2万円以下で車検を通すことも可能です。

ユーザー車検の注意点

  • 事前の点検整備は自己責任:光軸調整やブレーキの効きなど、検査基準を満たすよう自分で整備する必要があります。
  • 手間と時間がかかる:書類の準備や、平日に運輸支局へ出向く必要があります。
  • 専門知識が必要:バイクの構造や整備に関するある程度の知識がなければ難しいです。
  • 整備記録が残らない:将来の売却査定でマイナスに働く可能性があります。

GB350は構造がシンプルなので、ユーザー車検にチャレンジしやすい車種ではあります。しかし、安さだけを求めて安全に関わる整備を疎かにしては本末転倒です。自信がない場合は、プロに任せるのが賢明な判断と言えるでしょう。

タイヤ交換も車検費用に関わる重要項目

タイヤ交換も車検費用に関わる重要項目

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見落としがちですが、車検時の費用を大きく左右する可能性のある項目が「タイヤ」です。車検では、タイヤの溝の深さが厳しくチェックされます。

タイヤには「スリップサイン」と呼ばれる目印があり、タイヤが摩耗してこのサインが現れると、法律で定められた溝の深さ(0.8mm)を下回っていることを示します。この状態で車検を受けると、100%不合格となります。

普段からタイヤの状態をチェックしておき、溝が減ってきたら早めに交換の計画を立てておくことが、車検時の予期せぬ出費を防ぐコツですよ。

もし車検のタイミングでタイヤ交換が必要になった場合、車検費用に加えてタイヤ代と工賃(前述の通り30,000円~50,000円程度)が上乗せされます。この出費は決して小さくないため、日頃からタイヤの空気圧や摩耗具合を確認する習慣をつけておくことが、結果的に維持費の管理に繋がります。

まとめ:GB350の維持費はいくら?車検費用や税金を徹底解説

この記事では、GB350の維持費について、車検費用を中心に税金やメンテナンス費用まで詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをリストで振り返ってみましょう。

  • GB350は排気量348ccで車検が必須
  • 車検は新車3年後、以降2年ごとに行う
  • 法定費用として軽自動車税と自動車重量税がかかる
  • 自賠責保険は強制加入で車検時に更新するのが一般的
  • 万一に備え任意保険の加入が強く推奨される
  • 任意保険料は年齢や等級、補償内容で大きく変動する
  • ガソリン代は年間走行距離に応じて計画する
  • 燃費はカタログ値41.0km/Lと非常に優秀
  • 定期的なオイル交換はバイクの寿命を延ばす
  • 車検費用の総額は4万円から7万円程度が相場
  • 車検費用は法定費用と車検基本料で構成される
  • ホンダドリームでの車検は安心感が高いが費用はやや高め
  • ユーザー車検なら費用を2万円以下に抑えることも可能
  • ただしユーザー車検には専門知識と手間が必要
  • タイヤの溝がないと車検に通らず高額な追加費用が発生する

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